年金制度

消費税引き上げの為にか、年金制度の見直しが喧伝されている。
当てにならない民主党案では国民全員に年金が最低で月に7万円以上支払われるらしい。
民主党政権に代わる時、私が不安になるようなバラ色マニフェストが発表された。
そのバラ色部分は悉く、とん挫している。
最低7万円以上の年金はその時のバラ色プランに沿ったものらしい。
さてその基礎部分の話だけれど
私が年金制度に全く無知だった時に家人が国民年金の手続きをするようにと勧めてくれた。
その時期は母子手帳の交付を受けるために市役所に出かける時だったので、窓口で相談をした。
その頃は今のように生活を圧迫する金額ではなかったので、付加年金付きで申請した。
10年くらい自分で掛けたと思うけれど、ある日いきなり3号と呼ばれる立場になって、振り込みを中止した。
その時に付加年金は付けられなくなった。
一部に私の厚生年金を含めて30年間年金を加入した事になり、現在月額63000円程度の年金を頂いている。
それより多い年金が今度の制度では頂ける事になるらしい。
私の友人がこう話してくれた。
年金なんか掛けなくていい。生活保護の方がいいんだからね。
初めて聞く話に耳を疑うほど驚いたけれど、それは本当だった。
私の友人のひとりは本当に年金がかけられない人だった。
友人は病気で、仕事に選り好みをする職人のご主人と二人暮らし。
それでもひとりより二人の方が食べられると言っていた。
今回の改正では一部に生活保護費の保管の色合いがする。
私は現在よりも最低でも月額7000円増えるし、年金を掛けられなかった友人も最低70000円は受けられるので有り難いお話ではある。
ご主人と二人分なら140000円で多分生活保護費より多くなるのではないだろうか。
けれど、ひとりになった時、持ち家がなくて月に7万円で暮らせるものかどうか。
所詮不足分は生活保護費で補填するしかないだろう。
月に7万円で暮らせるような施設の充実も合わせて考えなければならない。
他方、年金だけは何があっても納めなければと、頑張った零細自営業の人にも受け入れられるものだろうか。
財務省の財布が膨らむと、国民はバラ色の夢が見れる等と信じている国民はもういないだろう。
兎も角、年金制度の不公平を是正する事が急務ではなかろうか。

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