震災がれきの広域処理

1年前に起きた東日本大震災で日本人の心は一つになったとは言えないようだ。
被災地に足を運び、ボランティアに駆け付けた人も沢山いる。
そして今なお、仮設に暮らす被災者は先の生活の目途も立っていない人も多いようだ。
そんな中、今日は震災がれきを広域に受け入れて欲しいと言う要請に対する回答日だと言う。
政府が今までやって来た事は、ウソやごまかしが多かった所為か、政府を信じられない国民は多い。
放射能セシウムの残量検査を経てゴミは送り出されると言っても、信じられないとして反対の声がある。
でも、仮設住宅に暮らす人たちの不安は関西に住む私たちとは比べ物にならない。
私たちの気持ちはいつも被災地の皆様の元にあります。
と、よく言われるけれど、震災ゴミの処理ひとつ受け入れられないでいる。
今日現在受け入れている自治体は9.
前向きに検討している所は6自治体という。
滋賀県は検討中。
私の素直な気持ちとしては、非常に恥ずかしい。
被災地から遠い北海道や福岡県は前向きに検討中だと言うのに。
同じ日本人でも県民性だろうか。
処理能力を持たない自治体は、神奈川県や愛知県の取り組みを参考にしてはどうだろうか。
積極的に苦労を分かち合おうと言う気持ちにならないものだろうか。
自分の家の事を考えて欲しい。
少し片付けをしようと思えばたちまちゴミ袋がいくつも出来る。
それを室内に置いていてはいつまでも片付かない。
それらを処理施設に運び込んでやっと片付けが始まる。
復興するにも目の前のがれきを片づけなければ事は進まない。
同じ日本で、既にがれきの受け入れをしている県がある。
受け入れ反対の市民運動の前に挫折しそうになっている県の責任者は、既に受け入れをしている県の方に話をしてもらうのはどうだろうか。
同じ日本人で、受け入れる県と、出来ない県があるのが私には理解できない。
出来る事から助けになってあげることこそ、日本人が一丸となって復興に進む近道にならないだろうか。

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きなこは、本日トリミングに行きました。
帰ってから機嫌が悪くブスッとしております。

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