女性6人の手仕事展ー山ぶどうバッグ

女性らしい美しい手仕事の作品が揃いました。
草木染めの生地で作った洋服、繊細な中に凛とした美しさを放つガラス、一点物のオリジナル手縫いバッグ。
涼を呼び込む自然素材の優しさをお楽しみ下さい。cafe skogでは焼きたてのパンと企画展限定のパンプレートをご用意しています。
【参加アーティスト】
(草木染洋服)飯森 よしえ / 越 順子 /西郷 眞佐代(バッグ)
伊藤 好美(ガラス)森 知恵子 /吉村 桂子 (山ぶどうのバッグ) skog

女性6人には入らないけれど、福島県の手仕事山ぶどうバッグ
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山ぶどうは標高の高い深山に自生するつる性の植物で、その皮は丈夫なために水分を含んで柔らかくなる梅雨時期でないと収穫できない。
水を含んで重いぶどうの皮を山から下ろし、乾燥させる。
その皮を割いて、ひごにつくりで再度水につけて柔らかくしてから編み始める。
編むことよりも、編む準備の方が大変なのだと伺った。
山の中はトラックも入らないしね。
先日会津若松の「ふるさと工人祭り」に山ぶどうのかごを見に行ってきた。
会津ではぶどうかごを組編みする人を工人と呼んでいる。
工人とは工作を職業とする人だそうだ。
職人でもなく工人と呼ぶとなぜか特別な職人のような気がするから不思議。
籠の仕上げのふち編みは一番むつかしい。
矢筈巻縁で綺麗に仕上げるのは工人の技量による。
「もし、持ち手が緩んだ場合、お直しをお願いできますか」という質問に「今まで一度もお直しで帰ってきたことはないよ」というほど丈夫に作られている。
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今回はみだれ編みの籠を2個買ってきた。
いかにもぶどうの皮だというようにゴツゴツした節のアクセントがいい味だ。
写真を写そうと並べたら、きなこが急いてやって来た。
クンクンと匂いを嗅いで落ち着いたようだ。
天然自然の匂いはワンコも敏感になるのかな。

  1. 「山ブドウ細工」にあっては、次の技術又は技法によること。
    1. ヤマブドウの皮は、鞣しを十分に行い、繊維に沿って切断し、幅の調整を行うこと。
    2. 手さげ籠類の底編み及び立ち上げ編みは、「二本飛び網代編」又は「笊編」によること。
    3. 手さげ籠類の縁巻きは、「矢筈巻縁」によること。
    4. 角箱籠類の底編みは、「四つ目編」又は「二本飛び網代編」によること。立ち上げ編みは、「笊編」によること。
    5. 丸籠類の底編みは、「笊編」「四つ目編」又は「二本飛び網代編」によること。立ち上げ編みは、「笊編」又は「二本飛び網代編」によること。

きなこのつぶやき
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お久しぶりでしゅ。
今日は、企画展用にアタチもトリミングちて来たの。
そちたら、あらー今日は可愛くなったねーつて写してくれまちた。
skogにはアタチのファンもいるから、「時々きなこのブログを書いてねって」ってお母ちゃん言われてるらしいけれど、バラがある間は見向きもされませんでちた。
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