信州の桃でリベンジ

荒川の桃の買い出しに失敗したので、今度は信州の桃でリベンジしたいと思い、早朝に自宅を出発した。
4月に小川村へ桜を見に出かけて以来、今年二度目の信州行きである。
恵那山トンネルを抜けると、信州へ来たと実感する山の風景が広がる。
実はこの瞬間が一番好きで、トンネルの出口が近づくと子どものようにわくわくする。

午前9時、中央道松川インター近くの「もなりん」に到着した。
「もなりん」とは、桃・梨・りんごを扱うJA信州の直売所である。
オープン前から長い行列ができていて圧倒された。
しかし、積み上げられた茶箱は一人二箱までと決まっていて、職員の方が次々と手渡していく。
実に効率的である。
ただし、茶箱にはLサイズとSサイズの二種類があり、Lサイズがなくなると自動的にSサイズになる。
Lサイズを買うには、やはり少し早めの到着が必要だ。
幸い今回はLサイズを手にすることができた。
今日の品種は「あかつき」。
桃の品種は時期によって変わる。
茶箱は贈答用には使えない家庭用だが、12個入って1,500円とお買い得である。
それほど傷んでいるわけでもなく、まだほどよい硬さが残っていた。
和歌山で果たせなかった桃選びのリベンジができたようで、胸のつかえが少し解消された。

「もなりん」の周りにはりんご畑が広がり、今年もりんごがたわわに実っていた。

次はりんごの季節、その次は市田柿の季節。
今年もあと二度、この場所を訪れることになる。
訪れるたびに山の色は少しずつ変わり、季節は秋から冬へと移っていく。
それもまた、信州へ通う楽しみの一つである。
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