感動の東北夏祭り

8月の3日から3泊4日で東北の夏祭りに出かけた。
そして、県民のエネルギーが爆発する祭りの様にすっかり魅了されてしまった。
「阿波踊り」に「踊る阿保に見る阿呆、同じ阿保なら踊らにゃソンソン」というセリフがあるけれどその意味が初めて分かった。
青森ねぶたの跳人は盛装の衣装を整えれば誰でも参加できるらしい。
事前予約でレンタルも可能という。

盛装となると花笠に豆絞りを付け、かぶる。
現地の人で花笠を被る人は少ないと見受けるけれど。
同じ職場の団体で参加すると、上司と部下の距離は近づくような気がするけれど、さてどうだろうか。

汗が飛び散るほどに爆発させる祭りのエネルギーは見る方にも感動が伝わる。
秋田竿灯にしてもそうだ。

竿灯の技術は簡単ではないけれど、笛や太鼓を持って行列に加われば思いっきり「どっこいしょ」と大きな声が出せる。
ストレスも一緒に飛んでいくだろう。
秋田竿灯も青森ねぶたも灯りが主役になる夜の祭りだ。
夜祭の楽しさを存分に味わった。

山形の花笠踊りは夜祭でも青森や秋田とは少し違う。
「花笠音頭」の乗せて様々な踊りを披露してくれる。勿論正調の男踊り、女踊りもある。
ここも職場の団体参加が多かった。
たまたま、東北に転勤してこれらの祭りに参加しなければならなくなった他所者のサラリーマンはこの祭りをどう思っているだろうか。
シャイなんて言葉はこの地方には存在しないように思う。
グッと距離を縮めて去りがたい思い出の地になるだろう。
家人の現役時代に関東や北陸、九州を回ったけれど、東北は全く知らなかった。
知ってたら、また違う人生だったかも。

仙台の七夕祭りは商店街のお祭りのように感じた。
七夕の時期に商店街は思い切ったバーゲンをしている。
お正月も豪勢な茶箱のお年玉が出るという仙台だけに、Peachに乗って引き返したくなった。

青森では北海道行のフェリー乗り場の横を通った。
今年は何年も通った北海道に行けてない。
この船に乗れば直ぐに行ける。
けれど今回は無理だった。

東北の夏祭りは、エネルギーの爆発する勇壮な祭り、9月になると富山県八尾の夜祭「風の盆」が始まる。
「風の盆」は胡弓の音色に乗せて「越中おわら節」の美声が流れ、無言の踊りがそれに続く。
東北とは正反対の静かな祭りで私は大好きだ。
今年は賑やかな祭りにも目覚めてしまった。

出掛ける前日に姉の事を気にするブログを書いたら「近くにいますので、何かの時は遠慮なく私を使って下さい」というメールを頂いた。
嬉しかった。
私も「私でお役に立てるなら」と言えるような人になりたい。

お陰様で、思い出に残る旅が出来ました。

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