東京珍道中

東京にいれば突然東京スカイツリーが見える瞬間がある。
思わずシャッターを切る、スカイツリーは私の中では未だ新名所。
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丸の内界隈のビルは整然と美しかった。
娘とふたりビッグサイトに近いサンルート有明に泊まった。
いかにもビジネス用にできている。
但し企画中は少し高目の料金設定になっているのは面白くない。
ビックサイトを歩き回り、疲れ果てて部屋に戻ると、有難いことにフットマッサージ機が設置されていた。
早速スイッチを入れると足の裏はグイグイと揉み込まれる。
その痛い事。
足の指を広げたいのに、全く逆作用で指は悲鳴を上げた。
加湿器設置、洗面所が広く鏡の曇り止め等々かなり高得点だ。
一番の傑作は、チェックアウトの時に合格祈願のアリナミンを頂いた事。
キョトンとする私に娘が囁いた。
「私のこと、受験生と間違えてるんや」
喜ぶべきか悲しむべきか。
そう言えば、自宅玄関に来られる勧誘の方、娘には「お母さんいてはる?」と聞いてくれるとか。
「居ませーん」とまんまと逃げおおせているらしい。
東京の近くは年に1度は車で走っているけれど、都内を通過することは避けているので久しぶりの東京見物をした。
出来たての東京駅は美しかった。
北口から南口、丸の内から八重洲まで、美味しいものを探して歩き回ると、方々に行列が出来ている。
テレビや雑誌で紹介されたお店だと娘が教えてくれたけれど、並んでまでの気がないのは娘も私も同じ。
ついに空いている店を探して入ったのが昨日の写真のカレー屋さんだった。
「旅に出たなら何食べる」に紹介のしようもない。
そういえば前日はホテル近くのファッションビル内「長寿0酒房」で夕食をした。
時間は早めだったので空いていたけれど、しばらくすると満席になった。
ところがオーダーは30分を経過しても出てこない。
周りのテーブルも同じような感じだった。
気長く待っているにも程があると思った頃に「チジミ」が出てきた。
「このままでも召し上がれますが、タレをつけることも出来ます」
海鮮チジミだったのでふっくら焼けて美味しそうなエビが覗いていた。
が、タレをつけなければ美味しくない。
その後また30分以上が経過。
早く部屋に帰りたい私の我慢の限界が切れた。
近くを通りかかったウエイトレスさんに「オーダーがまだ通ってなければ、キャンセルして下さい」
返事もなく彼女は消えた。
その後何事もなかったように数十分
責任者らしい男性が「遅くなってすみません」と石焼ビビンバを持って現れた。
「後のオーダーはどうなっていますか」聞いてよかった。
しばらくすると「キャンセルして下さい、今日は準備できません」
難しいオーダーではない。
焼き餃子だったのだけれど。
しばらくすると隣のテーブルのご夫婦が追加のオーダーを始めた。
「ちょっと、おねえちゃあーん」
すると、先ほどのウエイトレスさんがやって来た。
でも彼女ではなかった。声を聞くと完全に男性。
「おねえちゃーん」と呼ばれてやってくるところが東京らしいと変に感心した。
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渋谷の街も久しぶり。
けれど東京はもう疲れる、私はすっかり京都サイズになってしまった。

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コメント

    • えりこ
    • 2013年 2月 13日

    お疲れ様でした~
    私も札幌サイズだなと思っています。
    若い振りしていつまでうろうろできるでしょうか?

    • skog
    • 2013年 2月 13日

    えりこさんもお疲れ様でした。
    私が行った7日は特別暑い日で、会場内は汗びっしょりです。
    倍も疲れました。
    もう限界だとつくづく悟りましたよ。

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