富士山を素敵なお庭で堪能しました2 ‐ この場所では最後|静岡,朝霧高原
春になると会いたくなる人、会いたくなる庭がある。
朝霧高原メイプルハウスの「noriko」さんから「今年、引越しをします」とお知らせを頂いた。
エエエーッ??
あの庭はどうなるの?
今年2月の大雪は朝霧の庭に甚大な被害をもたらした。
大好きな富士山が見えるキッチンに続くテラスは崩れ、山からの水が道路を川にして
室内に流れ込んできたらしい。
norikoさんは淡々と話されるけれど、命懸けだったに違いない。
けれど、東京に引き上げようとは思わなかったようだ。
地元の方のご協力もあり、すぐ近くに山の家を作り始めていた。
こちらも1000坪以上ある広大な土地。
既に、鬱蒼と茂っていた木を切り、根っこを起こして土地を切り開いていた。
出てきた石で囲んだ花壇が出来て、花の苗も移植されていた。
つい先日まで雪があったであろう、この土地に着々と準備が始まっていた。
呆然と立ち尽くす私に「楽しいのよー」とnorikoさんは何度も言って心から笑っていた。
「長塚がね、(今までは練習だからこれからが本番)だって言うのよー。」とnorikoさんはいう。
すごく刺激的な言葉だけれど、norikoさんが話すとなんの不思議もない。
長塚さんは、私たちより3才先輩のご夫婦。
私たちも、まだまだこれから・・・。
長塚さんは、プロカメラマンで市川猿之助さんの亀治郎時代は写真を一手に撮っていた。
必要なものは家でも家具でもプロ並みに手作りされるので、千手カメラマンだと私は思っている。
移転が一段落したら、写真の師匠になっていただく約束をした。
ランチはお気に入りのテラスで。
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