新米を待つ

今年も新米の季節を迎えた。
昨日から、店頭には新米が並び始めた。
一昨年の米不足以来、私は米を慎重に計画して買うようになった。
去年の新米の時期から、今年の8月までにどれだけ必要か計算していたのである。
ところが、計算してみると、新米が店頭に並ぶまでに最終的に1キロ足りないことが分かった。
この微妙な計算をするのが、私は好きなのだ。
では、どうするか。
ご近所さんに頼めば、「そのくらいなら」と分けてくれるだろう。
けれど、「新米の販売日に合わせている」と言ったら、きっと笑われる。
そう思うと言い出せず、結局2キロ袋を買った。
そして、いよいよ昨日が新米の発売日。
今年、いち早く店頭に並んだのは「ゆめみづほ」だった。
「ゆめみづほ」は、石川県が発祥の地である。
私は20代の終わりに富山県へ転勤したことがある。
そこで初めて食べた米の美味しさに衝撃を受けた。
それ以来、すっかり北陸の米に魅せられている。
新米は北陸で買いたい。
黄金色の稲穂を眺めながら、石川県まで車を走らせた。

いつもの「道の駅こまつ木場潟」には、新米販売ののぼりが上がっていた。
「ゆめみづほ」とは、今回初めて出会う米である。
米の食味ランキングでも、連続してAを受賞しているという。
さて、どんな味だろう。
新しい米との出会いである。
ワクワクするし、ソワソワもする。
まさに、新米を迎える心境である。
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