「ただただ好き」が成せるセンス ‐ H邸 |北海道 2015年 旭川3
そろそろ出かけようかと、ホテルをチェックアウトしていると
「早く、おいでー」と電話を下さった。
旅行者は時間は貴重と、よくご存じの「北の小さな庭物語」のHさんは気を使って下さった。
7月17日の朝、旭川はベストコンディションの青天だった。
はて、関西はどうなっているのかとipadで飛行機の運航状況を見ると、
朝便は全て欠航で、午後は飛ぶ模様。
それでは、今日は帰る事を目的として動くしかない。と、なれば一刻も早くH邸目指して行動開始。
玄関横のスペース、何時もとは逆コース。
毎年、小物が入れ替わっていて同じ場所の写真でも同じようには写らないHさんの庭。
窓は、毎年薔薇とクレマチスが額縁になる。
横から見ると半端でない花つきの窓辺
お庭への正門。
緑がたっぷりと滴るゲート。週一で、庭木の剪定をされているそうだ。
この朝も、私たちは随分早く伺ったけれど、水撒きも掃除も4時起きで完璧にされていた。
ピンクとホワイトのアスチルベ。
ピンクのアスチルベ、昨年の写真にも写っていたのに全く気付かずでした。
この何気ないコーナー。
木も葉っぱもとてつもなく入っている。
けれど、昨年までは、花の庭だったような印象を持っていた。
写真を見直して、花が無い、葉っぱばっかりと、思った時はチョッとショックだった。
庭はもう一つのリビングという考えで全て自分で考え造られた庭。
ただ者ではないセンスが光る。
「海外でセンスを磨いたのでしょう」と言う私に「パスポートも持った事ないよ」と。
「ただただ好きだったの」
ただただ好きと言うぶれない心が造る庭。
このレース使い。行くたびに学ぶ庭である。
「あ~~飛行機欠航しないかな…」
しぶしぶと腰を上げた。
過去に訪問した際の記事はこちら↓
旭川のガーデナー御三家の紹介|北海道 花紀行 ‐ 初日
季の花ガーデン、北の小さな庭物語 ‐ 旭川|北海道 花巡り5
大型バスが訪れる 人気のお庭 ‐ 北の小さな庭物語 H邸|北海道 2013 ‐ 旭川編3
6度目の訪問 ‐ H邸|まだまだ学ぶこと多し|北海道 2014 ‐ 旭川編
コメント
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おはようございます。
先日は旅行の貴重な時間を使い、寄っていただきありがとうございます。
元気なお二人に会えてとても嬉しかったわ。
楽しい時間をありがとうございました。
今日は私の庭を何枚も素敵に載せていただき嬉しいです。
レースの窓辺、いつ写したのかな~?
そちらは厳しい暑さが続いていますね
お体大切に・・・・また来年お待ちしています♪
ポエムさん、いつも素敵なお庭で遊ばせて頂いてありがとうございます。毎年伺って毎年刺激されて毎年のめり込んでいます。
写真は下手なので、思い通りの効果は出せませんが、その内カメラの腕を磨いていい写真を撮らせて頂きますね。