ブルーアイスと別れる日

北海道旅行を書いているけれど、今日は現実に戻って、ちょっと我が家の話を書こうと思う。
以前このブログにも書いているけれど、我が家の狭い庭には、二階の屋根を越すコニファーがある。
名前は「ブルーアイス」。
多分、40年は庭にいたかもしれない。
40代の私が寄せ植えに夢中になった時期があった。
その寄せ植えで使ったコニファーである。
もったいないからという思いで、庭の隅に植えたものだ。
その樹は一本で、庭の隅に森のような雰囲気を作った。

青みがかったシルバーの細い葉は見た目も美しく、なんといっても、少し柑橘風の爽やかな香りが最高にいい。
葉を擦ると、特に強く香る。
クリスマスの頃には大もての葉だった。
その樹と、ついに別れることになった。
二階の屋根を越えると、大風の時に根元が盛り上がるようになった。
最近の大災害を思うと、何が起こるか分からない。
私の手に負えるうちに、伐採することを決めた。
それが今日となった。
昨夜は眠れなかった。
私がブルーアイスを好きということもあるが、大木を切るのがこんなに切ないものとは思わなかった。




早朝に、お礼のお神酒を上げて、両手を合わせて別れを告げた。
ブルーアイスは寝耳に水だったのか、それとも何となく分かっていたのか。
それは分からないけれど。
数人の友達が、ブルーアイスの小枝を貰ってくれた。
私も出来るだけたくさんの枝を拾って、花瓶に入れたり、スワッグにしたりした。
若い植木屋さんが私に、
「これがtop・of・topです」
と言って、綺麗な一枝をわざわざ取り置きしてくれた。


「あー、これがあれば、暫く過ごせる。」
大きな安堵になった。
ちょっと擦れば、芳香があたりに漂う。
小枝の小枝も拾って、花瓶に挿した。
暫くこの香りを楽しむ間に、段々ブルーアイスがいなくなったことに慣れるかもしれない。
今日は、体の芯が抜けたように淋しいけれど。
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思いがけなく憧れの「ブルーアイス」頂き、ありがとうございました。帰路の道中清々しい香り充満で幸せ気分でしたよ
大切な木を、私も大切にsuwagguとリースにと 色々使わせていただきます❣
遠い所からわざわざお越しくださってありがとうございました。
喜んで頂いたら、私もブルーアイスも嬉しいです。