かんじる比良 歴史ハイキングー2

1571年(元亀2年)9月12日は私の住む坂本では信長の比叡山焼き討ちで大騒動だったと察せられる。
その時、日吉大社の御神体を二つ鳥居神社(現在は八所神社)に移して難を逃れたと伝えられている。

その昔は、琵琶湖の中にも鳥居があり、本殿にも鳥居があるので八所神社は二つ鳥居神社と呼んでいたそうだ。

案内人さんの青年時代には半分琵琶湖の水につかりながらお神輿を白髭神社まで運んでいたそうな。
現在は車が使われているのはどこも同じことらしい。
ある時に村で喧嘩が起こり、途中でお神輿を放りだしたところ、えらい災難が起こったとか。
言い伝えには誠にそれらしい話を織り交ぜて参加者を飽きさせないように、82歳の案内人さんは大活躍である。
2011年歴史ハイキング 014.JPG
いちばんの難所はコウモリの穴
道なき道に踏み込むと、鬱蒼とした杉の木が空に突き出して青空を隠している。しかし空を見る余裕はなかった。
ムカデの這う倒木をまたいで歩く。
2011年歴史ハイキング 032.JPG
ハーイ、この洞窟です。
中はかなり広く、深い。
うかつに中に入る事はしない方がいいらしい。
コウモリ以外に何が出てくるやらわかりませんからね。
昔は、山の水を集めて農業用水として利用されていました。
2011年歴史ハイキング 037.JPG
木の上には安全をお守りする小さな社?が2か所にかかっています。
さて、帰り道はと言うと、目の前に舗装をされた道路が見えた。
わざわざ、遠回りをしてスリルも一緒に味あわせたくれるという段取りだった。
山から、琵琶湖岸まで皆で歩き、大人も子供も久しぶりに遠足をした。
それでも9000歩足らずでしたよ。
もっとあると期待してたけど・・残念。

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コメント

    • 洞端子
    • 2011年 5月 16日

    コウモリについて調べていてたどりつきました。
    最後の写真のお社、実はお社ではなくコウモリの巣箱です。
    鳥用の巣箱と違って床が抜けていることが特徴です。
    洞窟に棲むコウモリではなく、樹洞に棲むコウモリの保護のためにつけるものです。

    • skog
    • 2011年 5月 18日

    洞端子さん
    コメントをありがとうございました。
    あらー恥ずかしい。ちゃんと説明が聞けてなかったんですね。社??にしては形が??でした。
    お陰さまですっきりしました。

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