イチジクの季節

イチジクの季節が進んでいる。
季節ごとに果物は変わるけれど、イチジクの季節が終わるのは辛い。
冬の初め、11月頃までと言われるけれど、関西では10月初めくらいまであればいい方だ。
8月になると、豊後高田のガーデナーさんが送ってくれるイチジクが始まりである。
毎年、心待ちにしている。
店頭に並ぶものとは桁違いに甘く、ねっとりしている。
このイチジクに出会ってから、私のイチジク熱は上がるばかりだ。

その次は、ご近所さんが週に2回は届けてくれる。
自宅の庭の木にできるイチジクである。
今年は大粒で、日照りのせいか割れかかっている。
彼女は「甘くないでしょう。」と心配するけれど、割れかかったのが美味しいのだ。
木の上で完熟している。
買えば高いイチジクが、次々に届く幸せ。

もったいないけれど、いつ途切れるか分からないと思うと心配になるので、ジャムにした。
天麩羅にもした。
干しイチジクにしようかと思った途端に、雨が続く。
イチジクは新潟が一番の産地であるらしい。
姉が新潟に暮らした時に「白イチジク」を知ったらしく、いつも「白イチジクを食べたい。」と言っていたのを思い出す。
姉との思い出にもつながるイチジク。
もう少し季節がゆっくり進んでほしい。
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