友達の背中

盆の休み明けの今週は、長い一週間になるかと思ったけれど、意外に早く過ぎた。
気がつけば、今日はもう土曜日だ。
出掛けた日が2日、来客が2日、予定のない日が2日。
これが全部、一人で過ごす日だったら、きっと長い一週間になっただろう。
しかし、今年の夏は、出掛けることを億劫に感じることが多かった。
暑さのせいでもあるけれど、何となく面倒くささが先に立つ。
予定が少ないことを自由と感じる日もあれば、少し寂しく感じる日もある。
その時の自分の気持ちによって、同じ余白でも見え方が違うのだろう。
そんなことを考えていたら、90才に近づいた友人のことを思い出した。
彼女は今も、社交ダンスに燃えている。
9月になったら、東京の大会に出場すると言う。
急に決まったらしい。
もともと12月には、もともと一つ予定が入っていた。
「9月はどうしようか」と一瞬思ったけれど、
「12月に自分はどうなるか分からないと思ったから、9月の大会に参加すると決めたわ」
と、楽しそうに話してくれた。
彼女の年齢までは、私はまだ少し間がある。
何となく消極的になりそうな私に、大きな励みの一言だった。
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