前世はアライグマ

洗濯疲れをした。
けれど、快晴と聞くと、体中がむずむずして洗濯を始めたくなる。
季節の入れ替えの時期ともなれば、洗う物は次々に出てくる。
シーツやカバー、あれやこれや引っ張り出しては、洗濯機の限界まで回してしまう。
今日はカーテンだった。
自分でも、
「前世はアライグマだったのでは」と疑いたくなる。
洗い物をしていると、不思議と気持ちが切り替わる。
少しイライラした時など、一番よく効く薬かもしれない。
水の中に手を入れ、汚れたところをつまみ洗いする。
するりと汚れが落ちた時の快感は、なかなか他では味わえない。
結局のところ、私は、カラッと乾いた洗濯物のお日様の匂いが好きなのだ。
あの匂いをかぐと、
暮らしまで整ったような気持ちになる。
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