コインランドリー事始め

私の世代でコインランドリーを使いこなしている人はどのくらいいるだろうか。
私は未知の世界。
至る所にコインランドリーが林立するところを見ると、かなり需要があるのだろう。
コインランドリーを使ってみようかと思ったのは寝具の洗濯だった。
羽毛は5年に1度、仕立て直しをするようにと寝具店に言われていた。
シーズンの終わりには丸洗いに出すけれど、仕立て直しとなると、安い羽毛なら十分に買える価格になる。
どうしたものかと思案中に、いつも読んでいるブログに、季節の入れ替えで羽毛布団をコインランドリーで洗濯をしてきた、ふかふかして気持ちがいいと書かれていた。
ん???羽毛布団はコインランドリーで洗濯出来る?
それからネット内をググるとコインランドリーでは敷布団すら洗えるという事が分かった。
洗濯好きに火がついて、近くのコインランドリーを見学に行った。

マシーンに書かれた洗濯の容量によって洗濯機を選ばなければならない。
羽毛なんて1kgもないのに、22kgと書かれた洗濯機で2枚しか洗えない。
所で洗剤は?
自動的に出て来るらしい。
私の頭はそこで止まった。
綿を洗うのも羽毛を洗うのも同じ洗剤を使う事が理解出来ない。
数日、若い友人に質問攻めをした。
「コインランドリーは使います」という人は多かった。洗うもの「毛布」がトップ。
「洗剤は自動的に出てくるものを使う」
お試しに、ベッドパットやカバー類と滅多に使わない客用羽毛を洗う事にした。

午前中に行くと既に洗濯機は数台が稼働中だった。
大型の洗濯機の前でまごまごしていると「次にその洗濯機を使います」と声をかけてきた若いご夫婦がいた。
あと、数分で終了するマシンの前で待っているという事らしい。
大きなこたつ敷らしいものを抱えている。
「よく使われるのですか」と聞くと
「この大物は初めてだけど、よく使います」との事。
「私は全くの初心者なので、要領が分からなくて・・」と言うと
「乾燥機から出す時は熱いですから気をつけて下さい」と優しい言葉。
「洗濯物は乾燥機で乾きますか?」
「洗濯直後は熱いから乾いていると思うけれど、冷たくなると洗濯物の湿りが気になります」と教えてくれた。
若い友達も「コインランドリーはお天気がいい時に行きます。帰ってから干して乾燥させる必要があります」と言っていたのは、そういう事か。

1時間\1200円のマシンを2回使って、羽毛1枚、ベッドパット2枚、ベッドカバー2枚を洗濯した。
午後から数時間干すと羽毛はふかふかになった。
あれほど洗剤に悩んだのに。
羽毛は、果たしてこれで良かったのかどうかわからない。
シーツや掛けシーツを一斉に洗うなら、コインランドリーは便利だと思った。
けれど我が家は1枚づつ家で洗うだろうな。

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