残暑に咲く花と私たちの足跡

彼岸まで頑張れば涼しくなると、自分を励ましながら過ごしてきた。 しかし、もう少しというところで力が尽きそうである。 今年のこの季節、気温は36℃。

朝の散歩も息が切れて、毎朝「雨が降ればいいなー」と思っている。 でも、一日雨が降ったとて、又翌日から散歩は始まるのだから、そうは思うまいと我慢をすると汗が出る。
この散歩は自分のため以外の何物でもない。いい結果も悪い結果も全て自分に帰るのだから。

こんな中、萩の花が満開となった。 この暑さの中でも、萩の花は見事に咲き誇っている。 それがまた不思議である。 真夏のような気候が続いているにもかかわらず草花は何事もなかったように咲けるのか。
私は秋蒔きの花の種を、まだ暑すぎると思うので蒔いてないが、草花は蒔いてほしいと思っているだろうか。

彼岸が過ぎ、気温が30℃を下回ったら種を蒔くことに決めた。
太陽の高さも少しずつ変わり、夜明けは遅く日暮れは早くなっている。 地球の動きは変わらないのに、気温だけがこの異常な暑さは、私たちはこれまでしてきたことの答えなのだろうか

気温の変化は、地球に何かを問いかけているように感じられる。 そして、その答えを探しながら、私は今日も季節の移ろいを見つめているしかなかった。

今朝の三上山と朝焼けの空

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