ついに叶った「ジョン万」――待ち望んだ大河ドラマへの想い

NHKは4月9日、2028年1月から放送される大河ドラマが、ジョン万次郎を主人公とした「ジョン万」であると発表した。
思い返せば、姉の三年祭で別府を訪れた折、そこからフェリーで四国・八幡浜へ渡り、足摺岬まで足を延ばした。

その途中、土佐清水市では「ジョン万次郎を大河ドラマに」という横断幕が掲げられ、町をあげて応援している様子が強く印象に残っている。
当時の私は、「ジョン万」の名を知っている程度だった。しかし、資料館で丁寧な解説に触れたことで、一気に心を引き込まれる人物となった。さらに、山本一力著の文庫本を読み始めると、ページをめくる手が止まらない。まさに寝食を忘れて読みふけった一冊である。


その感動を家人に勧め、友人にも勧め、そのたびに思いを共有してきた。あの時代に、これほどの日本人がいたこと。そして、その日本人に惜しみない愛情を注いだアメリカ人がいたこと。私は、その心の大きさに深く心を打たれた。
そしていつしか、「この人物が大河ドラマになれば」と願うようになっていた。
毎年、大河ドラマは欠かさず観ているが、自らドラマ化を願い、それが実現する作品に出会うのは今回が初めてである。「ジョン万」が大河ドラマとして描かれる――そのことを知った時、飛び上がるほど嬉しかった。
もっとも、放送は来年ではなく再来年。待ち遠しさは募るばかりである。
それでも、この知らせは私に確かな力を与えてくれた。それまで元気でいなければ、という思いが自然と湧いてくる。
家族や友人とともに、その日を心待ちにしたい。
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