ぶどうのたね,Cafeたねの隣り|地方ギャラリーの魅力|福岡,うきは市

福岡から大分に向かう道の途中に福岡県浮羽町がある。
白壁の町、吉井町にも近く、道は大分県日田市へも続いている。
春のお雛様めぐりや骨董を探すには打って付の街道で緑の多いしっとりとした町である。

福岡に暮らした時に何度となく訪れた。
久しぶりにお気に入りの「ギャラリーぶどうのたね」と「cafeたねの隣り」に寄ってみた。
阿蘇からは高森経由で根子岳を回り込んで行ったので着いた時は昼の1:00を過ぎていたけれど未だにCafeは順番待ちだった。お気に入りの席はここ。
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眼下は柿畑、秋の紅葉は美しい。
10年も時間が経過すると目前の木々が大きくなって少し風景は変わっている。
奈良に「くるみの木」という有名なカフェギャラリーがあるけれど、今回の訪問の時に「ぶどうのたね」はついに「くるみの木」を抜いたと思った。

ギャラリーの充実ぶりが素晴らしい。
福岡に近いけれど、小さな旅をする感じでわざわざ来なければならない地域で、これほど充実したギャラリーを作り上げている事に驚いたし羨ましかった。
生活情報誌でお洒落な雑貨が紹介されるけれど、それを一度に全てを見られるギャラリーはない。
けれど「ぶどうのたね」は一度で見られるギャラリーになっていた。
古い民家の畳敷きの座敷だった所はフローリングになり、古いガラスはそのままで、いい雰囲気の建物になっていた。
展示テーブルは、鉄の足に大きな木が載せられて、ゆったりと置かれている。
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あの本、この雑誌で見ていた、つじ金網もあれば横山秀樹のグラスも並ぶ。
布巾もあればスリッパだってある。
陶器も漆も木工も見ていて飽きない作品が並び、奥の小さなコーナーでは作家物傘があった。
傘は気になったけれど、その頃にはCafeに席が用意できたと知らせが入って傘はかえなかった。
お待ちかねのランチでは「隣のごはん」は売り切れパンプレートを選んだ。
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この綺麗なプレートにコーヒーがついて1300円(税別)
勿論、美味しい。

食事が終わると「隣りの売店」をチェック。
ここは身体に良さそうな食品が並ぶ、こちらの十三穀米は一番のお気に入りだ。久しぶりに買えて嬉しい。ここの品揃えもデパート並みで穀物、ジャムから調味料、束子までがある。楽しくて、帰りたくない。
ギャラリーの第2会場ではNAOTOの靴とバッグ展と言うので、再びそちらへ。

ここでは京都で開催された布博の時に一番気に入った新潟の「くつした」を見つけた。
これを置いているだけでも凄い。ギャラリーをやっていた私が言うんだから間違いない。
流行に敏感でないと中々このラインを揃える事は出来ないものだ。流行の先端を行く「ぶどうのたね」あ~~近くに住みたいものだ。

熊本旅行の時には筑後川がゆったりと流れ、耳納連山がぐるりと囲むのどかな、福岡県うきは市吉井町から日田市へ足を伸ばすといいですよ。
また、この近くは至る所で温泉がわき、果物の産地でもある。女性向きのコースです。

店 名 ぶどうのたねcafe たねの隣り隣りの売店
住 所 〒839-1411 福岡県うきは市浮羽町流川428
TEL・予約 ・ギャラリーぶどうのたね/0943-77-8667
・cafe たねの隣り、隣りの売店/0943-77-6360
営業時間 ・ギャラリーぶどうのたね、隣りの売店/10:00-18:00
・cafe たねの隣り/10:30-18:00
※冬季は日暮れとともに閉店
定休日 年末年始・お盆
福岡県うきは市浮羽町流川428
Googleのロゴ(スマホは地図上)をクリックすると大きな地図で表示します。
※お店及び、ギャラリー・美術館などの情報は記事作成時点のものです。最新の情報は公式ホームページにてご確認ください
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