花の命は短くて ‐ かなしいオリーブの話|滋賀,守山市

花の命の短さを実感したというより、知らされてショックを受けている。
昨日は守山市の大きな園材店に一般の人が入れると言うので早速出かけた。
園内には自転車が用意されるほどの広さだったが、アレモコレモ見たいのでひたすら歩いた。
喉がカラッカラッになるほど暑い日だった。
いつの間にか木の名前も覚えていて、木の姿を見るのも楽しかった。
この日は大きなオリーブやパールアカシヤを探していた。
オリーブは沢山置いていたけれど、思うような枝ぶりと大きさがピッタリになるものは中々ない。
そんな時に植木職人のお兄さんと一緒になり、ちょっと話をした。
「オリーブがいいんですか」
「オリーブは1本しか植えてなかったのに、実がなったんだけど」
「オリーブは基本的には自分で実をつけようとする植物なんですよ。他品種のオリーブがあるとより実をつけやすいのは事実なんですけどね」
「そしてね、実をいっぱいつけた年に枯れちゃったんですよ。実をつけた事が負担になったわけじゃなく、幹に虫が入っちゃってね」
すると彼は
「虫が入った事を察知したから子孫を残そうと努力をしたと言う事ですよ」
オリーブの話なのに胸を突かれた。

珍種のクリスマスローズが見事に咲いた時、不吉な予感がするほどびっしりと花をつけた。
花が終わると途端に花首を下げてぐずぐずと萎れて行った。フランネル草もそうだった。
今までパッとしなかった木に見事に花が咲くとそれで終わりと言う経験を何度かして不思議に思っていた事だった。

「綺麗に咲いたという事は元気な証拠」と思っていたのは私の浅はかさ。
命を守る事が出来ない事情が木の内部に起こり、最後の力を振り絞った姿だったんだ。
いじらしくて涙が滲んだ。

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