鉄の展覧会とワークショップ
明日24日から京都市のsowakaで金属造形作家 森 泰之さんの個展が始まります。
12月21日(日)までですが、開廊は週末の金、土、日ですからお気をつけ下さい。
森さんは華奢でシャイで忙しい人。
と、言うのが彼の印象です。
鉄人、鳥獣戯画、どれも丸鉄で造っています。
写真の鉄人に会うのは、初めてなので面接日が楽しみ。
そして2年前に鉄工房の研修でバルセロナに行って以来ご縁が出来たトニーさんの個展もsowakaで開催されます。
期間10月30日~ 11月14日
来日3回目になるトニーさんは毎年草津町あかり展でロートアイアン
のワークショップで鉄の棒から見事なドラゴンを造ります。
最近は日本語を習い始めたそうですが、日本の漢字はメチャ難しいというメールが寄せられて、それを読んだ人のつぶやきは「日本語を話す前に漢字なんかならってどうする?」
日本人が英語の勉強をする時も話せる前に文法のテストばかりだったしね。
現地に溶け込むのが一番よ。
11月3日に草津のナルディックでロートアイアンのワークショップを開催します。
10名ほどの予定で実際に自分で体験できますので、早めにご予約して下さい。
草津町あかりの時にトニーさんのドラゴン製作現場を始めて見ました。
カンカンに燃えるコークスの中に鉄棒を入れて正月の餅つきの杵より大きなハンマーを振り下ろして形を作ります。
ドラゴンには繊細なひげもあるし、大きな目玉もある。
火の中で粘土のように柔らかくした鉄をハンマーで叩き水につける。
それを何十回と繰り返しながら顔を作っていくのです。
ドラゴンにもびっくりしたけれど、その時初めて「鉄は熱し易く冷め易い」というのを実感した。
初心者向けですから、それを是非体験してください。
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