山形旅行-立山連峰
立山の白く輝く峰が見たかった。
短い間だったけれど、住んだことのある富山市の思い出と言えば、西武デパートの上階から眺めた立山連峰の姿だった。
どんよりとした空の続く富山生活の気晴らしは、山を眺めることだった。
立山連峰は、住んでいても中々綺麗にはみられない。
先日、白川郷に出かけた時に宿泊地を富山に選んだのも立山を見たいと思えばこそだ。
生憎の雨で叶わなかった。
それが今回、北陸新幹線で通過中に、とびっきりの姿で電車の窓に迫ってきた。
ファインダー越しではなく自分の目で見たい気持ちとカメラに残したい気持ちが、せめぎ合った。
ピントが合わないと焦る間に山の姿はどんどん変わる。
あきらめムードで山を眺めていたけれど、何枚かは一応写していた。
住んでいたころからは40年近い年月が流れたけれど、山の姿は変わらない。
当たり前のことなのに、不思議な気がした。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。