日本と台湾 カルチャーショック

圓山飯店より台北101ビルを望む

旅の2日目、晩さん会がこの旅のハイライト。
連れ合いがお世話になっている鉄工房に場所と材料を提供して下さる株)ナルディックの45周年をオーナーと親しくしている台湾の方々が盛大な祝宴を開いて下さり、ご招待の栄誉を得てこの世の「竜宮城」を経験した。
鯛や鮃の舞い踊りではなく、ふかひれやアワビの舞踊りであった。ここも一人では2度と辿り着けない場所(表通りからは伺い知れない)にあり豪華な調度の大飯店でした。京都の料亭や、舞妓さんには驚かない。が、台湾の富豪は桁が違い度胆を抜かれる。
日本人と決定的な違いは、自分のおもてなしは最高の物であると自画自賛を遠慮しないこと「今日提供する料理に使う箸は¥10000です」と云われて「ハッ」と緊張が走る。日本人が奥ゆかしいとする部分はない。あまりの美味しさにお礼をいうとその都度「乾杯!」が延々と続く。
この夜同席した、台湾在住37年の日本人のマダムが「昨日の夜NHKの番組で若者についての特集」があつたのでと話しだされた。
「私は『今時の若ものは』と云う言い方は若者をけなすように聞こえて嫌いです。若者は自分の息子を見ても息子の友達を見ても素晴らしい若者です。たまには例外もいますけど」とおっしゃる。「ギリシャの昔から『今時のわかものは』と云われ続けているし、自分も云われて来たのに、今度は自分が云う側にはなりたくないですねえ。そのことをNHKにfaxしました」とおっしゃるのでその積極性にも驚かされた。「お手伝いが見たいテレビがあるようなのでテレビの独占も出来ませんのでfaxを送った後は温泉に入りました」「??」日本との違いを又感じた。お手伝いさんが居る家のテレビは1台しかなく自宅に温泉をひいている。日本ではテレビは一人に1台以上あって温泉とお手伝いさんは普通はいない。そして「家の息子は、は~」である。
ところで、このfaxは紹介されたのでしょうか?投稿したマダム以上に気になる所です。
関空に着いてすぐ玉手箱を開けてしまったが、竜宮城を恋しく思いだしています。

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