芸術の秋-二胡演奏会

秋風待ち展 10月17日より
1週間ほど前、高島市のガリバーホールに「二胡」の演奏会に出かけた。
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音響特性が全国的に有名なホールだそうで、比良のすぐ近くにこんなに素晴らしいホールがあるのに出掛けたのは、今回が初めて。
高島市では過去に何度か二胡の演奏会が開かれているようで、500の椅子が満席になる盛況ぶりだった。
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演奏者 フォ・シャオチェン
二胡というと女子十二学坊と加藤登紀子さんがジャー・バンファンの演奏で歌った時に耳にした楽器くらいの知識しかなかった。
胡弓は八尾の「風の盆」で魅了されて一晩中胡弓の音を追いかけた記憶がある。
二胡と胡弓の区別もつかなかったけれど、実際は全く違う楽器ということを初めて知った次第。
二胡は金属の弦を2本張っていて、弓は馬の尻尾の毛で出来ているそうだ。
胡弓は三味線に似た楽器で弦は3本。
フォーさんは女子十二楽坊の第1期生で、中国音楽学院と東京芸術大学音楽研究科修士課程を修了された優秀な経歴を持つ演奏家。
スレンダーな美人で彼女がステージに上がると、会場は興奮に包まれる。
椅子にかけて演奏されるけれど、ヴァイオリンに似た音色が会場の空気を震わせると、水を打ったように鎮まった。
世界各地で演奏活動をされている方なので、聴衆を喜ばせる方法もよくご存知。
いい日旅立ち、涙そうそう、JIN、世界に一つだけの花等の耳慣れた曲目を散りばめて聴衆を惹きつけた。
高島市は桜美林大学孔子学院との共同により桜美林大学孔子学院高島学堂を開設し、本格的な中国語および中国文化を学ぶ機会を提供し、国際化への対応や異文化理解など生涯学習のまちづくりの推進に必要な人材の育成を図る事を目的としていて、二胡の演奏会は広く広報するための一貫として開かれている。
弦楽器の余韻は心を震わせる。
心にしみる秋の宵だった。

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