しますえよしおコンサート

skogで年末にお客様にお渡ししている小冊子、カレンダー「うさぎさんのちょっといい話」のご縁が、「しますえよしおコンサート」のご縁に繋がった。
開場の1時間前に高島市の「ガリバーホール」に出かけると、既に開場待ちの行列が出来ていた。
その後ろに並んでいると、マイクロバスや乗用車から車いすの方達が介添えさんの助けを借りて降りてきた。
その頃になって、ようやコンサートの趣旨が呑み込めた。
このコンサートを企画したのはマルガレーテと言うボランティアグループで、ご自身も小児麻痺を患ったというシャンソン歌手のしますえさんのコンサートを開き、その収益を障がい者施設に寄付をするという趣旨のようだ。
うさぎさんのチョットいい話も収益は、じゃがいもにかわり震災の被災地に送られるとお聞きしていた。
マルガレーテのメンバーさんが「うさぎさん」の趣旨に賛同してコンサートの収益の一部が「うさぎ」さんにも渡されると言う事で、札幌市と高島市の人間交流が始まり、チョット端っこでこの話を聞いていた私もコンサートのお誘いを頂いたというのがいきさつ。

DSC_5611.JPG
前触れが長くて本当に恐縮だけれど、こんなコンサートは初めて経験した。
しますえさんは高名なシャンソン歌手だけれど、私は聴いたことが無いので、期待に胸を膨らませて会場の真ん中あたりの席に座った。
ピアニストは新進気鋭の雄太さん。
このピアノに圧倒されて、しますえさんの声が、かき消されるようなうねりが会場を覆う場面もあった。
地域の方達や障がいをお持ちの方々が多かったので、1部はシャンソンと言うよりも会場と一体になるような構成がされていた。
シャンソンが聞けないんだと、少しがっかりしていた私は次の瞬間に不心得を恥じた。
会の進行は全て3人の手話通訳がついて進められていたけれど、みんなで歌いましょうと言うコーナーで「手のひらを太陽に」「琵琶湖周航の歌」を歌う時、手話の出来る人はステージに上がって下さいと誘うと、20人以上の人がステージに上がった。
そして、歌い始めると会場内はみんな手話が出来るようで,手話と調子外れの歌声(私も大きな声で思いっきり歌って皆さんの足を引っ張った)が響き渡った。
歌い終わると、しますえさんは目頭を押さえて楽屋に飛び込んで行かれた。
2部はしますえさんのシャンソンが聞けた。
Kusuyoさんの鶴やスカーフ等々馴染の数曲を聞いたけれど、私はKusuyoさんの歌い方に慣れているので男性歌手の歌い方にはギャップを感じた。

skogのある場所の直ぐお隣が高島市。
ガリバーホールと言う素敵なホールを持ち、手話通訳の出来る人、シャンソンを愛する住民、この市の文化度の高さには驚かされた。
人の誘いには乗ってみるものとは良く言ったもの。
これからますます、出かける機会が増えそうだ。
コンサートは写真はNGなので、前日に出かけた日進市、Annes gardenさんのお庭の写真です。

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