鉄造形
滋賀県草津市は東海道の宿場町として栄えた町である。
skogのある湖西とは琵琶湖をはさんで対岸になる。
南草津駅周辺に新しいマンションが立ち並び草津駅への人の流れが変わってしまった。
文化の日の昨日からこの商店街と駅前の近鉄デパートで町おこしの灯り展が開かれた。
灯り展の本領は、夜のとばりの下りる頃にある。
ぼーっと行灯に灯りを入れて足元を照らす。
少しの寒さが灯りの暖かさに癒されて、大勢の人たちが商店街いっぱいに広がって歩く姿は久しぶりの愉快さである。
鉄工房はバルセロナから鉄のマイスターが来日し、鍛造のパフォーマンスを行った。
コークスを炊いて鉄を叩き1本の鉄棒がドラゴンに変わっていくのが面白いのか小学生くらいの子供達が飽きずに見入っている。
真っ赤になった鉄を叩きねじり、解く。
鉄は飴細工のように自在になる。
真っ赤な鉄は叩かれて形をつけては水につけ冷まされる。
又コークスの中へ入れられる。数時間これを繰り返して形が出来上がる。
忍耐と力と想像力の技である。
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