紙芝居

隣町、高島のギャラリー藤の井さんに2年間鬱病に苦しんだ女性が復活して紙芝居を始めているとお聞きして今日は紙芝居を見に出かけた。
紙芝居を描いたYさんはご主人の仕事の関係で誹謗中傷を受けるうちに鬱病に落ちこみ2年間寝て過ごしたそうです。
今年になってかねがね絵本作家になりたかった自分を思い出し、絵本作家は遠すぎるので紙芝居の創作をはじめ、人前で話せるようになったそうです。
Yさんは紙芝居は紙を介する落語といっていた。
ひとり何役で声色も変えるのだからそれは確かにそうだわ。
物語を創作し、絵を描き、声色をつかって演じる。
出来るようで難しい。
どれかが抜けても面白くなく退屈になる。
今日の創作は「狼」がどの童話でも悪者扱いにされるのでかわいそうだから赤頭巾ちゃんを元に狼の言い分を書いたものが宗教色もお説教もなく楽しめた。
20人ばかりの大人が見入ってしまった。
Yさんの事を知っている人ばかりなのかもしれないけれど、温かい拍手は決して儀礼ではなかった。
紙芝居の間の雑談で琵琶湖の水質汚染を調査している「タンタン」が滋賀県の財政難から廃止される方向と聞いて驚いた。
ちなみに高島町が一番水質汚染が進んでいるとか。
夏場のウォーターバイクが一因であるらしい。
滋賀県の嘉田知事は水に関して熱心な知事と思っていたのだけれど、耳を疑う話である。
ほんわかと暖かい紙芝居と琵琶湖の水質汚染の話。
中身の濃い一日でした。

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