三井寺の桜

近江八景のひとつ「三井の晩鐘」として有名な三井寺の桜が満開になりました。
昨日病院の帰りに前を通ったら、今日はどうしても近くで観たくなりました。
疎水から三井寺にかけて桜が山の中腹まで駆け上る今の季節が一番の見ごろなのです。

大津に暮らして30数年、この桜はいつも遠目に観ていました。
年々人込みが苦手で大勢訪れる時期は絶対に行きたくないのです。
それが突如として行きたくなったのです。
申し分のない晴天に恵まれた午後Yさんを誘って出かけました。



今年は31年ぶりにご本尊がご開帳されていました。
次は33年後ということなので多分今生の見納めになるかと秘仏「如意輪観音坐像(重文、平安時代)を参拝しました。
伽藍は暗く、観音様は小さかったのでよくお顔は分かりませんでしたが、ご本尊様と結縁が結ばれました。
今まで一度も参拝したこともないのに思いがけずご開帳の機会に恵まれました。
急にここへ来たくなったのはお導きかもしれません。
境内はいたるところに重要文化財があります。
丁度、観光の団体に出会い、ガイドさんの説明を聞いていると、ここの三重塔は信長が奈良から運んできたものでここの重文は方々から集められたものが多いという説明が聞こえてきました。

三井寺には天智、天武、持統の三天皇が産湯に用いられたという泉がボコボコと音を立てて湧いていました。
左甚五郎作といわれる龍の彫刻、弁慶が引きずったといわれる鐘楼、桜満開、見所満載の三井寺でした。
平日だったこともあり、それほどの込みようでもなかったのでゆっくり桜をめでながら山の上から下まで歩きました。

ここから琵琶湖まで桜並木が続きます。
今週末が最後の桜になるかもしれません、是非お出かけくださいませ。

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