風と土の交藝

朝霧高原の範子さんにお会いした時に「地元の人がねえ、私たちは文化を運んで来た風って言ってくれるの。そして地元に根ざす人は土だって。だから風土っていうのね」と言われた。
なるほど、すごく納得したものだった。
昨日から比良のお隣の高島市で「風と土の交藝in琵琶湖高島」が開かれている。
工藝ではなく交藝なのである。
高島を創作の場として移住した風の人、高島で育まれ地域に根ざす土の人
それぞれの暮らしと手仕事作品に出会って欲しいという企画である。

昨日は積雪、そして今日は車なら少し動けるコンディションの悪い日だ。
1997年より新潟で「大地の芸術祭 越後妻有アートビエンナーレ」で総合ディレクターをつとめた北川フラウさんの講演や、地域のアーティスト、茅葺セルフビルダーの方とのパネルディスカッションなど盛りだくさん。
北川さんは大変な情熱家で地域起こしにはこのくらいの情熱と行政から資金を出させる力が必要なんだと感心しながら拝聴した。
高島市も限界集落が増え始め、移住を勧めるプロジェクトの一環として交藝をしかけてきたようだった。
この企画を主催した「結びめ」さんは高島に地域定住システム構築業務として素敵な住宅を移住体験の場として提供している。
今日は凄い雪に埋もれていたけれど、一番悪い時期に体験して欲しいからと話されていましたが、此処まで近寄るのは中々勇気のいる道のりだった。


薪ストーブと床暖房で室内はポカポカ、大きな土間と広いキッチン。
住んでみたくなる家でしたよ。

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