湯布院散策

大分に帰ると、一度は湯布院に行く。
けれど、今後は分からない。

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満開の桜と川の姿は変わらないけれど、湯布院と言う町の形は変わった。
鄙びた田舎とは思えない、落ち着いた佇まいを見せていた湯布院は10年前までだったろうか。
数年前から行く所は限られていたけれど、今回は歩きたくなる場所がついに無くなった。
風景は湯布院だけれど、まるで韓国旅行をしているようだ。
韓国の旅行者が多いから、いやだと言う訳ではない。
メイン通りの店が、旅行者目当てにしつらえているのが気に入らない。
今まで店ではなかった所でも、狭い隙間でも、並べていれば売れるのだろうか、商店の品格が無くなった。
御三家と言われた山荘無量塔、亀の井別荘、玉の湯も微妙に変化している。
gallery shopに、ときめくものがない。
以前は、工芸品が並びちょっと背伸びして買ったものだった。
そういうものが見当たらなくなって、工芸ではなくお土産が並ぶようになった。
tea roomのコーヒーの味は変わらなかったけれど。
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数年前にオープンした山椒郎がなかったら、もう湯布院に来たいとは思わない。
オープン当初は新江さんの姿がカウンターにあって、黙々と包丁をふるっていた。
今回は忙しく立ち働く若い人の姿が多くてびっくりした。
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人気の合わせ箱2160円は、目を奪われる美しさ。
これのためだけには来るかもしれないけれど、私の心の風景にあった湯布院は終わった。

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