宇陀市室生の夢雲さん

久しぶりに生駒に下宿の小母さまのお見舞いに出かけた。
生駒まで行けば、以前より気になっていた夢雲さんに寄ってみたい。
朝早くに来ると言っていた家人が一向に帰って来ない。
「今何処~~?」と電話すると「そろそろ出ようかと思っていたところ」
「今日は室生まで行くから早く出かけたいんですけど!!」というと
「そんな話聞いてない」
「そりゃそうよ、今決めたんだから、兎に角急いで―」
「オット合点」
遠そうに思っていた宇陀市は家から95km程だった。
第二名神亀山周りでも行けたけれどナビの推薦は奈良周り、距離は短いけれど高速が途切れ途切れになるので途中の渋滞に時間がかかった。
それでも昼過ぎには到着。
ここは???
風で擦れる葉音がザワザワと心地よい。
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一通りギャラリー内を拝見してこの椅子に座るとまるでお尻に根が生えたみたいに動けなくなる。
ウトウト眠れれば最高
うだるように暑い世間様とは一線を画す別世界
ここは本物の田舎
やっと、車一台が通れる道を恐る恐る進んでたどり着いた。
オーナーさんは奈良の田舎に住みたいと土地を探している時にこの築300年の家を紹介されたとか。
家を建てるつもりがいつの間にかこの家に住み始める事になったそうです。
何人もの大工さんが改装には賛成しかねると言ったと言う家を手入れしてギャラリーをオープンされたのは15年前の事。
「ガリンバと珍獣画陶」の展覧会が7月23日より8月1日まで
中山昌果さんが作陶、絵付けをした蜘蛛やセミやウサギや蛙、イカ等々が展示されている。
一体何色を使っているのか、色をぬりたくてぬりたくてしゃあないとおっしゃる。
山下光雄さんのガリンバを指1本で奏でてみるとポロ~ンと澄んだ音がする。
鞄に入れて持ち運べそうなサイズから立体的なものまで色々。
20100731_3988710
絶景の場所で葉擦の音を聞き芸術を愛でる、わざわざ足を運ぶ価値がありますよ。

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