安曇野

台風18号は、甚大な被害を各地にもたらしました。
滋賀県直撃の様相だったので、高野山行きをキャンセルして1日早く九州に帰った兄は思いがけない青空だったと言ってきました。
お陰さまで滋賀県直撃は免れましたが、栃木県、茨城県の洪水の様子が今日一日報道されました。
東日本の震災時を思い出すような光景でした。
被害にあわれた地域の皆様にお見舞いを申し上げます。
9月3日からの兄夫婦とのドライブ旅行も大雨、小雨の連続だった。
けれど、美しい風景が見たくて立ち寄った安曇野だけは晴天に恵まれた。
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北アルプス展望美術館(池田町立美術館)からの風景
ここからの風景は山下大五郎画伯の「安曇野シリーズ」そのもの。
画集で見ていた絵に会える美術館、足取りも軽くながーーい階段を上がった。
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そして、振り向いたところが上の2枚の風景だった。
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安曇野豊穣
画集では分からなかった部分を、ゆっくり見て回った。
私の記憶の中にある安曇野は、山下画伯の絵であって、現実の安曇野は見ていなかったような気がする。
何枚かの絵葉書を買ったけれど、一番好きな安曇野豊穣は買わなかった。
絵葉書と生の絵との違いで夢を壊されたくないと思った。
安曇野ジャンセン美術館
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こちらは撮影禁止、詳細はHPでご覧ください。→ 
安曇野に行けば必ず立ち寄る小さな美術館。
山下画伯とは全く違う技法だけれど、心を揺さぶられる線書きがある。
デッサンの美しさにも虜になるが、一番好きなのはバックの処理だ。
生物、人物を描くとバックの処理に苦労する。
時々カンニングさせてくれたのがジャンセン様だった。
ギャラリー・シュテイネ
昨年春にこのギャラリーに出会ってから気になるギャラリーとなった。
丁度、中山 昌果さんの作陶展初日で、中山さんにお会いできた。
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華奢な作家さんだけれど、根気の要る仕事を嬉々としているように見受けた。
止め時が難しいとは、本人の弁だけれど、観る方にも情熱がいる。
デフォルメされた生物に、九谷焼の絵の具で繊細な絵付けを施している作品だった。
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卵から生まれてくる恐竜の赤ちゃん
これが気になって仕方がない。
家に帰って置けるところがあればと見回すけれど、ひとつだけ異質になって難しい。
洗面所くらいしか思いつかない。
朝、ボーッとした頭には刺激的かもしれない。
見所の多い、安曇野はお勧めです。

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