祇園祭と梅雨明け

山車を担ぐ青年 大分県日田市

毎年、祇園祭が始ると、梅雨が去ってゆく。
猛烈な蒸し暑さの中を、人込みでお神輿のように揉まれて歩く風景が、宵よい山である。
また、祭りの醍醐味でもある。。
昨夜の人出は30万人を越えているとか。
今夜の宵山、明日の山桙巡行は、曜日の並びがいいので随分な人込みが予想される。
照りつける太陽に熱中症の危険をおびながら、沿道で動く美術品を観賞するのが一般的な祇園祭の楽しみ方になる。
ただし、このお祭りをliveで観るには体力がいる。私は残念ながら give up した。
コンチキチンの鐘の音は、7月に入ると四条界隈にながされ、クリスマスソングと同様に季節の音である。
鐘の音にせかされるお中元セールも京都の風物詩になった。
祇園祭と鱧料理、鴨川の床は夏の京都を盛り上げる。
今年は、長雨で鱧が高騰していると、京都の魚屋さんは気を揉んでいる。
http://www.matsubara-daitomo.com/(※現在はクローズ)
話がそれるが、この魚屋さんのオーナーは京都で少し知られた「ふな釣り」の名人らしい。
彼が釣りに行く度に記した、「釣りばか日誌」をHP上のブログで公開している。
京都の商売人は、オーナーが納得したものしか売ろうとしない。
その偏固さが店の歴史の土台になっている。
そんな京都人が支える祇園祭りがいよいよクライマックスになる。

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