歳末の記

錦市場

暮の行事で例年どうり錦市場に出かけました。
烏丸通りが混雑しているので、河原町に向かって歩くコースを逆に歩くことにしました。
河原町角の高島屋に駐車すると、さすがに地下以外はガラガラである。
いざ、錦市場へ。
寺町から始まる市場は案外空いていた。
付近の駐車場が満車の事から混雑しているものと、気合いまで入れたがあっけない程空いていて盛り上がりにかける。
いつもなら大きな鯛が姿焼されて店一杯に並べたお店が何軒もあるはず、がない!
例年29日には並ぶのに…寂しい。
先日も錦市場は変わったと感じていましたが、かなり様変わりしてしまった。
「年末気分」に浸るには混雑する市場は必要なんですがねえ。
営業を終えたお店がシャッターを下ろして謹賀新年のポスターを貼っている。
帰り道で門松を載せたトラックを見かけた。
よその門松でも華やかで目を楽しませてくれる。
父が私の年令の頃、私は小さい子供だったけど、背の高さと同じ門松の横に立つ、父と私の写真をフッと思いだした。
昭和30年代のお正月だったでしょうか。
「私のお正月」はセピア色、刻が私を置き去りにして進んでしまった。
寂しさはありますが、それはそれで荷物を下ろし、身軽くなれるいい刻なのでしょう。

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