人間国宝展

京都四条通

京都四条の高島屋で今日から人間国宝展が始まった。
この制度が始まって50年になるのを記念して初年度に認定された作家の逸品から現在活躍中の作家の方の作品130点が紹介されている。
日本の伝統工芸の最高峰を見ることが出来る貴重な機会である。
2時からは滋賀県立美術館長が陶芸の部の解説をされた。
館長を取り囲む方々私より年配と見受けましたが熱気を感じるほどに聞き入っている。
ゆっくり浸りきるという方が正しいのかもしれない。
人間国宝の方々が語るビデオが流されていたが、どなたも「腹を立てることをせず」「穏やかな気持ち」を大事にしていると語られた。
気持ちを安定させることなぞ、一番難しいことだけに国宝といわれる方々の不断の努力は俗人の及ぶところではない。
木工芸の部で比良の中川木工さんの父上、中川清司さんの作品が出展されている。どきどきするほど美しい。
柾目を合わせる技法による木箱である。
伝統工芸を目指す若手の中には京都から風光明媚な旧滋賀町に工房を移す作家さんも出てきた。
旧志賀町が美意識のある人に認められるのはうれしい。
人間国宝展は京都高島屋グランドホールにて10月2日まで開催

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