床もみじと池もみじ ‐ 瑠璃光院,もみじ池|京都,滋賀

氏神様の日吉大社の紅葉が進み、大勢の観光客を見かけるようになった。
京都八瀬の「瑠璃光院」もそろそろ見ごろではないかと気になっていた。
明日からは開門時間も1時間早くなり、大混雑が予想される。
京都の紅葉は大混雑はつきもので、今までは行くつもりがなかったけれど、瑠璃光院の床紅葉の写真を見てから絶対に行きたいと憧れていた。


ところが、行ってみると早かった
床に映る紅葉は青もみじ。
寺院側の誘導はお見事で、「ハーイ、ここでテーブルの上にカメラを置きますと床紅葉の写真が写せます。今日は混雑していますので、撮影が済んだら後ろの方と入れ替わって下さぁーい」
すると、見事なまでに統制が取れて声高い人もなく、スマホが鳴ることもなく粛々と紅葉撮影は進んでいった。


雑誌で見かける場所を少しずらすと床に映る青もみじの写真を写せた。


通路に使われる廊下に人通りが途切れると、床紅葉が現れた。
掃除が行き届いている美しい室内はそれにふさわしいマナーがあって清々しい。

平日の観光地は高齢者ばかりと言うのに、瑠璃光院は若い人が断然多かった。
早朝に並ぶと言うのが高齢者には無理なのかな。
予約が出来ず、当日のみの鑑賞となるとそれなりの覚悟がいる。
幸いなことに我が家からは三千院経由で行くと渋滞もなく30分で行けるので腰を上げた。
内緒の駐車場も見つけてあったので迷わず車利用、その分早いスタートが必要だったが。


瑠璃光院は山をそのまま利用した寺院だそうで、もみじは元々山にあったものでその他馬酔木は400本近くあるそうだ。
水は山の伏流水なので池の鯉は元気に丸々していた。


2階の書院は青もみじだったけれどまわりには赤いもみじも沢山あった。
再度、三千院の道を戻り今津の「もみじ池」に回った。
昨年12月に入って行ったので、もみじはなくリベンジを誓った池だ。


風のない池は鏡のように静まって、人も来ずいい場所だ。
周りにもみじはあるけれど、池に映る紅葉は案外少ない。
来年はもう少し早く来てみよう。


もみじ池のある今津の深清水は富有柿の産地。
恥ずかしながら、凝りもせずに柿を買いに立ち寄った。
けれど、いつもと様子が違う。
家の前でトラックに山積みした柿を売ってる姿は何処にもなかった。
畑にいる人を見つけて声を掛けると「今年の柿は凶作で春先にダメになり、台風21号でダメ押しを受けて出荷するほどの柿も出来なかった」のだそうだ。
例年の三分の一もないような様子だった。
勿論、私が頂く柿があろうはずはなかった。

施設名 瑠璃光院
住 所 〒601-1255
京都府京都市左京区上高野東山55
TEL・FAX TEL:075-781-4001
駐車場・
各交通機関
※駐車場無し。
京都市出町駐車場をご利用下さい。
【出町駐車場】
〒602-0822 京都府京都市上京区青龍町
■ 電車の場合:京都市出町駐車から叡山電鉄「出町柳駅」まで徒歩5分、叡山電鉄「出町柳駅」より「八瀬比叡山口駅」まで14分
拝観時間 10:00~17:00
休館日 平成29年10月1日から平成29年12月10日まで秋の特別拝観を行います。
〇期間:10月1日(日)~12月10日(日)
期間中のお休みはございません。期間後はコチラでご確認ください。
拝観料 一般2,000円
Googleのロゴ(スマホは地図上)をクリックすると大きな地図で表示します。
※店舗及び、ギャラリー・美術館などの情報は記事作成時点のものです。最新の情報は公式ホームページにてご確認ください
 

施設情報

施設名 もみじ池
住 所 〒520-1651
滋賀県高島市今津町酒波
TEL・FAX TEL:0740-33-7101
FAX:0740-33-7105
(公社)びわ湖高島観光協会
駐車場・
各交通機関
■ 電車の場合:JR近江今津駅より総合運動公園線バスで約15分「酒波」下車、徒歩約10分
Googleのロゴ(スマホは地図上)をクリックすると大きな地図で表示します。
※店舗及び、ギャラリー・美術館などの情報は記事作成時点のものです。最新の情報は公式ホームページにてご確認ください
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