京都ぶらぶらー四条通り

台風12号接近を横目にYさんとかねての約束で京都四条界隈に出かけた。
本来の用件を済ませた後、地下通路で結ばれたラクエにYさんをご案内した。
ご案内と言っても私も二度目で、詳しくはないけれど、前回は時間がなくて半分も見ていない。
3Fの北欧ショップの家具を見に行った。
アレコレト見て回るのは楽しくて、ご了解を得て写真も撮らせた頂いた。
シガード・ラッセルのファルコンチェア
座面の受けがハンモックのようになっているので、座り心地満点。
レザー部分が経年でかなり擦れている。レザーは造り変えねばならないかもしれない。
と、いい訳しつつ、家人に写真を見せた。
「フウーン」と気のない返事。
未だ、頭の中をぐるぐる回っている。もう少し状態のよいものに出会えば、・・その時は事後承諾。
そして、期せずしてこの日のメインイベントとなったのは「オーダーブラ」
家具屋さんのお隣がワコールのセミオーダーのショップだった。
予約のお客様が台風でキャンセルになったのでと、店内は誰もいなかった。
二人でいると気が大きくなる性質の二人はかねてから気になっていたのだと意見が一致した。
この世にいる時間も少なくなった今頃からブラをオーダーするのも乙なものだ。
個室でしっかりとサイズを測る。
私のアンダーは75cmだけれど実寸は77cmで既製品では75か80cmを選ぶしかなかったのだと初めて知らされた。
80cmでは上が浮き75cmではバックのゴムが自然に上にずれて、肩こりの原因になっている。
バストの採寸はアンダーだけでワイヤーのサイズが重要なようだった。

このガードを当ててバスト周りを計測する。
次に近いサイズの実際のブラで試着をするという段取りだった。
試着ブラが収められた引き出しを開けると、数百個もあろうかと思うブラが現れた。
ヒャーこの数だけのブラサイズがあるのに、既製品に合わせてきたのはそりゃ無理があったといわれれば、その通り。
今回は初めての人用にというキャンペーン期間中で既成のブラとそう変わらない価格で創って頂けた。
が、そんな販売で終わるはずはない。
あれやこれやと、色々なパターンのブラの秘密を解説されて、綺麗なブラを見せられるとムムーとおばさん心は揺れ動く。
上手な販売トークに載せられるのも心地よい。
次の1枚も同じサイズでオーダーをして、ショップを後にした。
あれ、お隣は60分のフェイシャルが6300円って安くない?
Yさんがピシャリと「今度ね」と言ってくれた。
何しろ夜はサッカーの北朝鮮戦があるのだから、早めの夕御飯を造らないと。
そそくさと帰って来た。

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