MOTOI ‐ フレンチ|富小路,二条|京都のお・も・て・な・し

レストランの玄関でコートを受け取ると、一緒に行ったKさんが「ワー暖かい」と歓声を上げた。
ふと見ると、コートはストーブで温められてフカフカになっていた。
冬に温められたコートを着るのがこんなに気持ちがいいとは。
「おもてなし」という言葉はこんなところにもあったんだ。
京都の町家を改装したフレンチレストランということで、
京都市役所の近くの「MOTOI」さんに出かけた。
白いのれんは、あっさりと「MOTOI」とだけ書かれている。
こういう構えはちょっと緊張する。
予約の時にコース料理のみと言われ、どちらにしてもランチのことだからと出かけたけれど、
敷居の高そうな構えだった。

けれど、「久しぶりに当たりかも」と期待は高まる。
京都の町家は間口が狭くうなぎの寝床と思いきや、有名な呉服商の持ち物だったというだけに、2階部分をブチ抜いて高い天井と石張りの床。
ゆったりと置かれたテーブルはお隣が気にならない距離で落ち着ける。
お料理の説明は、関谷江里さんのブログの記事が一番詳しいと思います。

デザートの3番目に登場したひと皿
二種のフロマージュで作った「ポノム・ドゥ・ネージュ」
このようなお皿は白い手袋をはめて運ばれる。
ガラスが照明で白いクロスに映りフロマージュの白を引き立てる。

これまでカメラは出さずに食事に集中しようとしていたけれど、
この美しさは残しておきたくなった。(※現在、撮影はNGのようです…)
お皿には一切の指紋をつけないような気遣い、熱いものは熱々のお皿で運ばれる。
DSC_8541.JPG
ミニャルディーズ。
メインデッシュではズラッとステーキナイフを並べられてお好きな色をどうぞ。
ラギオールナイフ(キナリノ)だ。
いちいちのパフォーマンスも食事を盛り上げ、寒い外を見ながら二時間のコースを楽しんだ。

そして最後は暖かいコート。
心憎いばかりの演出に東京からの友人との久々の時間が特別な思い出になった。
建物の美しさにも心を奪われ、「ゆっくりと流れる時間」が本当にあることを知った。

店 名 モトイ(MOTOI)
住 所 〒604-0952 京都市中京区富小路二条下ル俵屋町186
TEL・予約 075-231-0709 完全予約制
営業時間 完全予約制
ランチ 12:00~13:30(水・木曜日休み)
ディナー 18:00~20:00(水曜日休み)
ランチ営業、日曜営業
定休日 水曜日
お店からの
お願い
・中学生(13歳)未満のお子様のご来店はお断りさせて頂いております。
・厳しいドレスコードはございませんが、男性の半ズボンやサンダルなど
 極度にカジュアルな服装でのご来店はお断りしております。
・お店としてはエレガントカジュアルを推奨させて頂いております。
・強い香水をつけての入店はお断りしております。
・他のお客様のご迷惑となりますので、音の出る撮影機材での店内等の撮影は
 ご遠慮いただいております。
その他 席数:32席
(4人テーブルが8、奥の特別室は8人まで)
個室:有(2人可、4人可、6人可、8人可)
2人以上8人まで
禁煙・喫煙:完全禁煙
京都市中京区富小路二条下ル俵屋町186
Googleのロゴ(スマホは地図上)をクリックすると大きな地図で表示します。
※お店及び、ギャラリー・美術館などの情報は記事作成時点のものです。最新の情報は公式ホームページにてご確認ください
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