野付半島を歩く|野付ネイチャーセンター トドワラ,ナラワラ|別海町 北海道の旅

野付半島を空撮すると鳥の羽根の様な形をしている。
オホーツク海に向かって湾曲しながら突出する全長26kmの細い砂嘴である。
2年前に知床半島より北の海岸線を辿った。今年は知床半島より南の海岸線を辿る事にした。
うっすらと半島の名前を知っていたので、寄り道をして行こうと行程を組む内に上記の写真に行きあたった。そして、この鳥の羽根の様な半島が目的地になった。

根室の宿を出て野付半島は12時着の予定だったけれど、花咲港に寄り、標津港に行き、北方領土を見ている内に1時間も遅れてしまった。
標津から「ホッポーロード国道244から国道950(※Googlemapが起動します)」を走り始めると、道が海に挟まれた。

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野付ネイチャーセンター」まで車で行き、トドワラまでは片道1.3kmを歩く。
「トドワラ、ナラワラ」と聞いて何を思い浮かべるだろうか。

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トドワラ。
樹齢100年以上のトドマツが海水の浸食により立ち枯れた姿の事を言う。
最近は立ち枯れの姿もなく、根っこが残る姿に変わってきている。
年々風化しているので、いずれ何もない湿地帯となると思われる。

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ナラワラ。
トドマツ同様に侵食されたミズナラをさす。ミズナラは未だ姿が多く残る。
ナラワラは半島の入り口当たりにあるけれど、、トドワラまでは片道30分ほど歩く。
道の回りは原生花園になっていて歩くのは楽しい。

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この半島は、湾曲しているので行く手が小さく見える。
たかだか1.3kmなら自宅の駅まで歩くのと変わらない。
歩けると思うものの、いくら歩いても風景が近付いてこない。
それに細い道なので、お互いに譲りながら歩かなければならず、思ったより時間がかかった。
荒涼とした風景は期待したほどではなかったけれど、鳥の羽根の様な半島の面白さがあった。
道の両側を水に囲まれた時は、ここまで来たアーと感動したものだ。
1時間遅れたので開陽台は諦めてマウレ山荘に向かう事にしたけれど、以前斜里町経由の道は経験しているので、今回は遠周りの美幌峠の道を選択した。

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夕方5:00の美幌峠は12℃前後の寒さと強風。
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屈斜路湖は霧の中。
ここからはマウレ山荘までは122km。
何とか夕方6:30には到着できそうだとホッとした。
この日も走行300kmを越してしまった。

施設名 野付半島ネイチャーセンター
住 所 〒086-1645 北海道野付郡別海町野付63
電 話 0153-82-1270
駐車場・
各交通機関
駐車場:バス10台
乗用車:50台
開館時間 4~10月 9:00~17:00
11~3月 9:00~16:00
休館日 年末年始
入館料 無料
北海道野付郡別海町野付63
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※店舗及び、ギャラリー・美術館などの情報は記事作成時点のものです。最新の情報は公式ホームページにてご確認ください
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