眠れない夜 ‐ 北海道旅行に向けての予行演習？

テレビをつけると同時に襲われる睡魔が昨夜はやって来なかった。
睡眠薬になるブログを更新してない事が心のどこかに引っかかっているのか、余りの暑さに身体の回路に異変をきたしたのか。それにつけても気の小さいこと。

北海道行きが近付いて。昨夜の風呂で色々考えたことも災いしたのか。
初日の宿は帯広にとった。
釧路から根室半島を目指して走る予定にしているのに、どうやら連日、雨模様。
その上、帯広名物の豚丼を食べるかどうか真剣に悩んでいる。
何しろ、1カ月以上をかけて3年前の体重に戻した所である。
今回の北海道行きで、折角の努力を無にしてなるものか。
けれど、美味しいものを我慢するのはもっと辛い。
一日二日で2kgほど落として行けばいいのだ。
でも、お腹は容赦なく空いてくる。水だけで何とかなるレベルではない。

帯広の有名な豚丼は未だに食した事が無い。
今回は是非とも思ったら、ホテルからほど近い元祖豚丼の店は定休日だった。
そもそも、それが不眠の素とはふざけた話だけれど、豚丼がダメなら寿司にしようとかと悩んだ辺りから頭の中が混線してきた。
大好きな鮨は今は最大の敵なのだから。

二日目の根室には花咲ガニが待っている。
その為にも帯広で満腹にはなれない。
道中には厚岸の牡蠣もある。この時期は積丹半島から馬糞うにも上がって来る。
あと、何度北海道に行けるか分からないのだから、ダイエットは帰ってからでいいかぁー、と思えども今までのように簡単に妥協はできまい。
頭の中で「旅に出たなら何食べる」と思いを巡らせていると朝刊を配るバイクの音が聞こえてきた。