黒岳、黒岳カムイの森のみち ‐ 北海道紅葉旅2|旅は道連れ世は情け

旭岳から中一日置いて「黒岳(りんゆう観光)」に登った。
登ったと言ってもケーブルとリフトを乗りついて7合目まで行けたと言う事だけれど。

帯広の屋台で隣り合わせた若いお兄さんが、数日前に登ったという黒岳の写真をスマホで見せてくれて「ぜひリフトにも乗るといいですよ」と勧めてくれた。
屋台の隣り合わせという関係の気楽さ、お互い旅先ならばこそ。

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旭岳はうすい雲と紅葉が美しかったけれど、黒岳は雲ひとつない快晴。
真っ青な空に、風に引きちぎられて裸木となった白い幹が映える。

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8月に新しく出来た「黒岳カムイの森のみち(りんゆう観光)」から展望台へと続く道。
木の根っこの上を歩いたり、大きな石ころ道を上がったり、行けるのかなーと思う頃に展望台へ着いた。

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すぐ近くに頂上が見える。
登れるんじゃないかと思うくらいの近さだった。
寒いものだと思い込んでいたのにここの気温は17℃。歩くと暑くてたまらない。

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遥かかなたに、あまりょうの滝が見えた。

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ケーブル乗り場まで戻ると層雲峡のホテル街が下に見える。
何時もはこの岩山を見上げて通過するのに、今日は逆転。

この日は強行スケジュールを組んだので、am7:30にホテルを出発して黒岳には9時に到着した。
昼11:00のケーブルで山を下りて「大雪温泉郷沼巡り」をしようと思った。

前夜、スマホをいじっていて偶然見つけた情報で、詳しい事は分からないが、マイカー規制がはずされているので、行きやすいのだと判断した。

ところが、これが長ーい一日の始まりになった。

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