夕日|越前海岸-福井
一日中晴天に恵まれた帰り道、家人が夕日を見に行こうと言い出した。
朝の内に通過した海岸は夕日の名所、まさかそこまで行こうというのか。
日没時間の19時08分までに1時間半もあるかどうかの時間では無理というもの。
行きは海岸線とR8のバイパスを使って時間をかけて金沢近くの野々市まで来ているので、帰りはいっきに高速道路を飛ばして帰ろうと考えていた。
取りあえず、日没に間に合うように行ける所まで高速で行く事にして走り始めた。
福井県はハイウェイパトロールが頻繁で既にこの道路では2度ほどはチケットを切られている。
案の定、チケットを切られている現場の横をすり抜けた。
何とか敦賀まで行けると思ったけれど、次は金津で事故渋滞につかまった。
トラック2台と乗用車1台の事故で乗用車の前部分は全くなかったけれど、運転席は大丈夫そうだった。
走る内に太陽は低くなり、周囲の田んぼや道路が赤く染まり始めてすごく美しい。
敦賀まで20kmの所で走るのを止めて杉津のSAに入った。
杉津の上り線は山側になるので夕日が見える場所は狭い範囲に限られる。
海岸線の夕日は、周りの風景を一変させるほどに輝いて美しい。
この場所からは、海だけしか見えないので少し物足りないけれど、三脚を使って連写すると海に落ちる瞬間までが綺麗に見えて、それはそれなりに美しかった。
世界中、夕日の綺麗な海岸は大勢の人が固唾を飲んで見守っている。
夕日はそれ程のショーなのだ。
太陽が低くなると光の帯は段々薄くなる。
海面の近くはガスがかかり太陽の上と下が隠れると太陽は台形にみえる。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。