RENEW x 大日本市鯖江博覧会に行って来ました|福井

先日の紅葉観光の帰り道に福井県の鯖江に気になる工房があって寄り道をした。
Hacoaさんで、素敵な建物に木工の工房とギャラリーを併設している。


木の小物好きの私にはワンダーランドだ。
好きなものは沢山あったけれど・・


バターケースは好きなものの中でもかなり上位に好きなもの。けれども30年前にドイツでガラスのケースを買って来たから今まで我慢してきた。
今回も我慢をする。断捨離中にバターケースを増やすわけにはいかないから。


木の中で一番好きな木は黒柿、これは黒柿の印鑑ケースで手触りも閉めた時の感触も申し分ない。
ただ価格が折り合わずに諦めた。


以前に金沢で購入した黒柿のケースを付けたカッターナイフ。これでも嬉しかったので失くさずに大事に使っている。

今回の買い物は

拡大鏡。
そろそろあったらいいなぁ~と思っていたので。

前置きが長くなったが、その時に「RENEW x 大日本市鯖江博覧会」のポスターに出会った。
福井県鯖江市河和田地区で開催される体感型マーケット「RENEW(リニュー)」は、
職人の仕事場である、普段は出入りできない工房を特別に開放し、
実際のものづくりの現場を見学・体験できる、年に一度の特別なイベントです。

「日本の工芸を元気にする!」を掲げる中川政七商店が主催する「大日本市博覧会」は、
100年後の工芸大国日本を目指し、地元工芸の再評価と産地へ人を呼び込むため、
2016年より開始した、産地巡回型の工芸の祭典です。
そんな両者の想いが合致し、今年は「RENEW×大日本市鯖江博覧会」として、
2017年10月12日(木)~10月15日(日)の4日間に開催します。
地域を越えて、約85社の工房・企業が参加する一大イベントを、ぜひご堪能下さい。
(パンフレットより)

全ての参加が揃うのは明日と明後日で今日は仕事中でCLOSEされている工房が多かった。
範囲も広く全部を回るのは到底無理と言うものだから、その中から数件を回った。
先ずは、漆会館で見事な漆の作品を沢山見せて頂いた。
その会場には中川政七商店の期間限定ショップも開かれている。
「折角鯖江に来たのだからメガネを見ていこう」と言う家人のリクエストで眼鏡工房を探してみた。
opt duo」と言う店舗に行った。
「自らのデザインで、自由にデザインする」ことを掲げるopt duo。
『クラシックとモードの融合「H-Fusion」や、無限に拡がる空間を形にした「spec espace」など、ネオ・ポストモダンを模索しより優れたものを絶えず追い求めています。』
と言う、キャッチコピーに惹かれたから。

そこで出会った眼鏡


家人をチョイ悪親父にしてくれそうだ。
メガネを耳にかける部分が、弾力があるけれど顔を抑えず、家人が快適だと気に入ったのでこれを頂いた。

その後は、トップ写真の眼鏡ミュージアム(照明が眼鏡で出来た居る)やメガネを実際に造っている「加藤製作所」を見学した。
メガネには長い事お世話になっているのに作る過程など考えた事もなかった。
実はopt duoで私の眼鏡の作家さんの名前を言われて驚いたと言う経緯がある。
鯖江の眼鏡とは聞いていたけれど(日本の95%を占めていれば当然だけれど)作家名まであるとは知らなかった。
産地の人が見れば鯖江の、どこの作品なのかもすぐ分かるらしい。

加藤製作所では仕事中の手を止めて、ひとつひとつの過程を実演をしながら説明して下さった。
メガネは今時では珍しく、人の手に寄る過程を経なければ完成しない精密品だった。
これではフレームが高いのも肯ける。
これからは心して眼鏡を大事にしなければ。

長くなりそうなので、明日に続きますが、明日行こうかと思われた方は是非お出かけ下さい。
滅多にない体験が出来ると思います。
Hakoaさんは、うるし会館のすぐ近く、加藤製作所さんもうるし会館のお隣と言う立地です。

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