永山裕子の世界

先月銀座の日動画廊で「小野月夜展」を観た。
夢のように美しいバラの花にすっかりのぼせてしまった。
水彩の柔らかいタッチでバラの儚い花びらが紙のような重なりを見せて描かれていた。
水彩でバラの花をよく描いている友人に話をしたら、彼女は勿論小野月夜さんはよく知っていた。
そして、その上をいくのが「永山裕子さん」だと教えてくれた。
月夜さんで目を回していた私はなんとしても永山さんの描くバラを観てみたかった。
すると、6日から名古屋ではじめての個展が開かれることが分かり小躍りしてセントラル・アート・ギャラリーに駆けつけた。

小野さんの色があふれるようなバラとは違いかなり落ち着いた色が永山さんの特徴のようだった。
既にシールが貼られた絵が目立つ。
他人が買ってしまった絵は特によく見えてしまう。
永山さんのバラはかなり省略した技法で描かれているけれど、そこにあるのは紛れもないバラの花である。
シールのついた絵はどちらかというとかなり書き込まれているほうが選ばれているように思えた。
省略の美を理解するのは観る方に力が要る。
永いことバラを描き続けた友人だからこそ分かる技術の奥深さがあるのだろう。
それは説明されて分かるものではなく、沢山観て分かるものである。
ギャラリーの仕事に通じるものでもあると思う。
私のブログを読んで下さる方に呆れられるほど、今年は出かけましたが、久しぶりに充電できた感じがします。
名古屋の千草区にあるお花屋さん「藤の花」
家庭画法の情報で知ってから10年以上。
やっと、今日は寄ってきました。
この街に住みたいと思うほどの花屋さんでした。
いえ 「花のブティック」でした。

来週から始まる展覧会に向けて大きなエネルギーを頂きました。

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