選挙は踊る?

今年の猛暑をぶりかえすような熱い選挙戦になるものと思っていた。
選挙カーの騒音と、お願いします電話に悩まされると覚悟をしていのに電話の1本もかからない。
猛暑も鎮まり、テレビをつけないと本当に選挙戦らしい雰囲気がない。
今日は京都駅前に行ったが、それらしい雰囲気はどこにもなかった。いつもならどこにいても何台かの選挙カーに行き合い、立ち会い演説会に行く手をふさがれてブーブーいったものである。
ふいの選挙で資金不足が静かな選挙戦になって案外に綺麗な選挙になるのではないかと思い巡らせている。
昨日、話題の広島6区で3候補の第いっ声の様子を見た。
ほりえもんは500人を前に緊張した様子ながら、いつもより年相応の雰囲気を出していた。ほりえもんといえども勝手の違う世界では不安な顔が覗くようで若者らしくなかなかよかった。
亀さんは、さすがに凄い。いきなり声をつまらせ、涙した。いかにも手慣れた政治家の匂いがする。大勢の人が感動し涙しただろう。
政治家はそのくらいの役者が丁度いい時代が確かにあった。
地域にある票数は大体読めるのが選挙参謀の仕事といわれてきたが、今度ばかりは嘘泣きに騙されるような気がする。

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