郵政民営化法案 2

パリの屋根の下は?

郵政民営化法案が参議院に送られて、18人の反対で否決ができるそうだ。
私は、民営化法案が今度の国会で先延ばしになる事へはかなり危機感を持っている。
中味については、かなり骨抜き感がある。
それでも小泉首相の時に断行しなければ、だれがなし得るのか。
郵貯と簡保の資金は採算性の低い特殊法人の無駄遣いに流され、今後も膨らみ続ける赤字を税金で補っていくほど私はお人好しではない。
自民党内の勢力争いを、毎日ワイドショー番組でみせられると、うんざりするという事も分かりますが、参議院で否決され衆議院が解散するという事は私達にとっては大変な損失を被る。
長いトンネルの先に薄明かりが見えはじめた感のある日本経済を疲弊させてしまう。
過去、何度か灯りが見えたが、その度に数カ月で消されている。
我慢の限界をはるかに超える超低金利時代に庶民はペイオフをきっかけに郵便貯金から投信型へ貯蓄の考え方は変化していった。
来年から団塊の世代の定年が始まる。。
彼らはまだまだ、柔らかい頭と行動力がある。
既にパソコンを駆使してオリジナルな貯蓄計画を考えている。
郵貯の残高は最近は毎年9兆円規模で減っている事から、国民は郵貯ばかりに頼っているわけではない。
郵便貯金を財政投融資に預けて、国債の表面金利より0,2%高く受けていた利さやは、既に廃止になっている。過去の預託資金残高は昨年度で40 兆減少していると日経新聞は報じている。郵便貯金といえども新しい貸付先を開拓するしかない時代ではなかろうか。
頑強に反対する議員のまわりを取り巻く受益者の姿は、この資金に蜜のように群がる蟻の姿に見えてしまうのは、私だけでしょうか。

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