小沢代表の辞任

又やっちゃったというかのようにテレビでは彼が作っては壊す政党について解説が縷々と流れている。
私は彼が嫌いではない。
数歩前を歩いている人ではないだろうか。
でなければ常に政治の変わり目にいるわけがない。
今の日本の政治状況を正常と言える人は能天気な人である。
「反対」とだけ言っていても事は進まない。
今の状態にはどこかで道を見つける努力は必要だった。
いきなり「大連立」と聞けば私ていどではびっくりしても仕方がない。
福田総理と二人きりの話をする以上何も起こらないで終わるわけはないと思っていた人は多いはずでプロの政治家なら連立も想定内だったと思う。
ただ、民主党として拒絶すれば小沢氏は辞任するとまでは想像できたか。
プロの政治家ならそれもできたはずが、民主党は甘すぎた。
それは参議院選挙が民主党を支持したのではなく自民党にお灸をすえたのだという事を忘れているからだ。
あれやこれやと言い訳をしたり、小沢非難を展開させている人もいるようだけど、日本の前途は暗くなるばかり。
政治の停滞が日本にいえ、国民にどれだけ不利益な結果になるのか考える政治家はどこにいるのだろう。
一度辞めるといった小沢氏が慰留に応じるとは到底思えない。
溢れた水は盆には戻らない。

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コメント

    • f
    • 2007年 11月 06日

    skogさんは小沢さんを評価してますね。私もある時、小沢、羽田、の党首選挙の時に小沢に一票を入れた一人です。当時は大変彼に期待して、ガチガチの小沢ファンでした。湾岸戦争の彼の主張は筋が通っていると思っていましたが、その後、くるくると言う事が変わって、ついていくのに骨が折れるようになってから離れていきました。今回の給油の問題も本来の彼の主張から言えば無条件で賛成すべき案件と思うのですが、最近、国連中心主義とかを振りかざしています。政権をとるための方便としか考えられません。安倍が申し込んだ時は堂々と国会で議論と言いながら、福田とならコソコソと密談というのも彼らしい。結局、安倍さんぐらい分かり易かった、男らしい首相は無かったということか。

    • skog
    • 2007年 11月 07日

    fさん
    お久しぶりです。コメントをありがとうございました。
    fさんのご意見よく分かります。
    小沢に苦々しく思う人は多く私が小沢を嫌いではないと言うだけで拒絶反応が私に向かうのではないかと思うくらいで
    した。
    私は彼は計りきれない力(怪物)のような気がします。
    事実民主党のラブコールのすさまじさ。
    呉越同舟の党だからといえばそれまでですが。
    小沢に一度総理をさせてみればどうかと思ったりもしています。
    福田総理はさすがに舵取りを上手にしていますが、今のままではどこかで沈んでしまいそう、渦の中の木の葉のように不安です。
    好景気の話も聞きますがそれは大企業と大銀行のようで、私の周りの小さい会社は未だ、不景気の嵐です。
    くるくる変わる政策、法令改正をもろに受けています。
    小沢は爆弾かもしれないけれど、大きく起爆しなければ日本が変わりそうにないのです。
    兎に角、当分はガタガタと崩れた党内の統一に気をとられて政治の停滞は余儀なくされて、国民はテレビ劇場でそれを見せられてますますマインドは冷え込みそうです。
    小沢が元の鞘に納まる事は意外でした。
    ちょっとがっかりしたというのが私の実感です。

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