蛇行する日本

ニュースで「鳩山首相はまたぶれた」という話を聞かない日はない。
民主党政権になって半年、期待しては裏切られる。
まさかまさかと思っているけれど、どうやら民主党は野党向きなんのではないかと思えてならない。
政府でまとまることなく、好き勝手にそれぞれが発言しては二転三転する。
鳩山総理はお人柄はよさそうだけれど、党を代表してまとめる素質は失礼ながら不足している。
これほど個性的な代議士が揃うと、野党なら盛り上がる事は間違いない。
いつまでも野党気分で言いたいことを全部言う気質を改めないといづれ飽きられる。
子供手当て、色々いいたい事はあるんです私にも。
国を挙げて子供を育てるとブチ挙げられると、それは・・とは言いにくい。
だけど直接子供のいる家庭に給付することだけが子供を育てることになると本当に思っているのでしょうか。
ご飯も食べさせないで虐待される子供たちはどうしたら救われるのでしょう。
子供手当てに反対する声は高い。
保育施設や、給食費に一部振り向けるように手当ての一部見直しをするというニュースも聞こえている。
その声は子供手当てを法案化するときから言われてきた。
政府の耳には今頃聞こえてきたと言うことか。
戦後のどさくさで生まれ1クラス55名、各学年は11クラス。
中卒は金の卵といわれて集団就職列車が地方から首都圏に向かった時代
早くから働いて親に楽をさせたいと15才で考えていた人たちは今、60台を過ごしている。
私はその時代の人間だから、現金を渡せば急に子供が増えると考える民主党の政策には懐疑的だ。
時代背景は確かに違う。
今はみんな高等教育を受けて男女機会均等の名の元に働くのは当たり前。
職業欄に主婦と書くのは日本だけではないかと思うほど、世界中の女性は当たり前に働いている。
多分、父親の育児への関わり方が変われば女性は子供を生むと思う。
子供手当てを支給したところで父親の残業時間が消えることはなかろう。
社会全体で考えなければならないのは働き方の問題ではないだろうか。
落ちては消える春の雪を見ながらそんな事をツラツラ考える一日でした。

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