台風18号-2

台風18号は近畿地方に途方もない被害をもたらした。
こちらに住んで40年、今まで一度も台風の被害を受けたことがなかった。

台風の前日、さほどの雨もなく、テレビで見ると名古屋、静岡の方が雨がきついようだった。
台風の備えにはうるさい家人も今回に限っては何の準備もしなかった。
庭の小物は出しっぱなし、植木鉢もそのまま。

一夜明けて、猛烈な嵐をポカーンと見ていた。
モノが飛ばされる音がしなかったせいかもしれないけれど。
娘はベランダの竿が飛んだらどうしようと、ブルブル震えるきなこを抱いてずーっと心配していたらしいけれど。

避難勧告や、避難指示が次々に出されて、携帯に警告が届いていたというけれど、私の携帯はならなかったし、部屋にテレビもないので朝まで何も知らなかった。
もし、知っていたら・・不安だったと思う。
テレビで「命を守る行動をとって下さい」と何度も言われたけれど、まさか私が言われているとは思っていなかった。
滋賀県でも大津市でも地域差が大きかったようでもう少し、きめ細かい報道をして欲しかった。と、思うけれど災害は誰の上にも降りかかり本当の災害時は自分で守るしかないと改めて思った。
50年に一度の台風被害と言われたけれど、次の50年は既に始まっている。

skogのある比良より北の地域では川が氾濫して、竜王町同様に田んぼは水につかり、収穫したコメも濡らしてしまったところもある。
1年の楽しみを目前にしての災害に為すすべもない。
名神高速は一部不通、湖西道路も高島方面不通と爪あとは今日も深く残っている。

滋賀県は激甚災害の適用を国に申請した。
災害は一夜にして何もかも奪っていくものとしみじみかんじる台風18号だった。

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