震災から3年

明日は東日本大震災から3年目の3月11日になる。
雪の舞う寒い日だった。
今日の大津は時折思い出したように雪が舞った。
地面につく時には消える雪だったけれど、あの日、被災地に降る大きな雪は、今思い出しても身が縮む。
そして、津波、原発事故。
日本沈没の絵だった。
もし、大津で同じことが起こり、すべてが失われたら、生きていけるだろうかと思うと気が萎えそうになる。
新しく家を建て直す等出来るはずがない。
もし、我が家が無事であったとしても、私が怖くて住めない家に、住んでくれる人が見つかる訳もなく、大事に住み続けている家も廃墟になる。
週末から震災特集が組まれて、被災地のその後が語られている。
仮設住宅に未だに暮らす人たちはご高齢者が多い、他人事ではない大津で起これば私はこのグループになる。
被災地に暮らす同年代の方々の強さに尊敬を覚える。
でも無理して元気なフリしてるんじゃないかと思ってしまう。
私は元気で頑張るなんて出来ないと思うから。
けれど、そうしか出来ない時は、人には知らない力が湧いてくるのかもしれない。
そうであって欲しい。
朝は、雪をかぶり下向きにうなだれているクリスマスローズが、日中の日ざしを浴びると、背を伸ばし何事もなかったかのように顔を上げている。
暖かい日差しが一日も早く震災の地を温めてくれますように。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

skogBLOG内の記事検索

カテゴリー

過去の記事

生活・文化の情報収集

ブログランキングで生活・文化関連の情報を収集できます!
ページ上部へ戻る