神様 仏様 朝日新聞さま

昨日の夕刊「あすへの話題」欄で中谷 巌氏が日本人の宗教感ほど不可思議なものはないと述べられていた。全く同感である。「日本人の無節操にみえる宗教感のいい加減さこそ、日本人の柔軟性の源泉とも考えられるから、宗教感の対立で紛争を起こす国に比べればあながち否定すべきものではない」と纏められているように感じた。
私は微妙に違う意見を持っている。
無節操に見えるいい加減な日本人の柔軟性が、宗教感にとどまらず日本人のライフスタイル全般に形を変えて影響を与えていると感じているからである。
結婚式こそ千差万別のスタイルが多いが、子供がうまれるとお宮参り、七五三は神社でする。本当にそれでいいの?と思いつつ、にわかクリスチャンになって神妙に仲人などをつとめてきた。
仏教の何たるかを知らないから無宗教になっているのかもしれない。
私も海外では一応「仏教」と書いている。
「天知る、地知る、我知る」という言葉を無節操にならないために大事にしている。
他人は騙せても自分は騙せない。私には念仏以上の力になっている。
前振りが長くなったが、朝日新聞のねつ造記事は「また??」という驚きとともに、その記事を送った若い記者の大胆さが恐ろしくなった。人間として何か大事な要素がスポッとぬけている。無節操はこういう輩に使いたい。
NHK問題と違い、簡単にばれるねつ造記事をのせてしまった朝日新聞の、信用回復はむつかしい。珊瑚礁に傷をつけてスクープ写真とした事も忘れられない。
天声人語を切り抜いた世代としては悩ましいかぎりである。
今日は衆議院選挙の公示日である。
私はメディアを通じて選挙の行方を見守るしか方法はない。
正確な報道して欲しいと願っている。

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